ダイエット中だというのに、何故か2日前にピザを食べてしまったウォール真木。実は家の近くに「ニューヨーク･スタイル」のピザ屋を見付けてしまい、これがいたくお気に入りなのです。アメリカではピザといっても地域によっていろいろ特色があり、フカフカと生地の厚めなのがシカゴ風、パリパリっとした薄手のクラストならニューヨーク風です。

さらにサイズが小さめで、生地に薄力粉を使うのがウエスト･コースト･スタイル。このタイプのピザはトッピングもトラディッショナルなものに限らず、生のアボカドやタイ風チキンなどグルメな感じがします。

さて今回はアメリカの話題ではないのですが、英国の有名レストランが提供し始めたという大変高価なピザのお話です。ロンドンはグロヴナー･スクエアといえば、大使館などが点在し高級住宅街として有名なメイフェア地区にある一角。そこにある "Maze" というレストランで、なんと1枚100ポンド（日本円にして約2万円）というピザが登場し、注目されているとか。

このピザ、薪オーブンで焼き上げられている生地の上に玉ねぎのピュレ、イタリア産のチーズ、生ベーコン……と、ここまではちょっとお洒落なレストランでならどこででも食べられそうなトッピングです。でもこの上に仕上げとして、1キロ30万円近くするという超高価白トリュフの薄切りが散りばめられているのだとか。このトリュフ、イタリア中部のウンブリア州で採取されるキノコで、産出量がとんでもなく少ないため、通常の黒っぽいトリュフよりも何倍もの値段がするんだそうです。

黒だろうが白だろうが、トリュフなんて食べたことがないウォール真木にはその美味しさってのはワケわかりませんが（笑）。

ちなみにこのレストランが提供する高級ピザは、トリュフの量によって60ポンド（約1万2,000円）、80ポンド（約1万6,000円）も選ぶことが出来るそうです。どっちにしろ高いなぁ……。

何はともあれ、このピザは白トリュフが旬の間だけの期間限定メニュー。もしイギリスを訪れるチャンスのある方は、チャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。