au、パンテック&キュリテル製の「A1405PT」を発表。

2005/10/11 19:38 Written by コ○助

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端末ラインアップを拡充するべく、auが韓国のパンテック&キュリテルから端末を調達する方針を明らかにしたのは今年8月のこと。パンテック&キュリテルはもともと韓国の中堅端末メーカーだったなりが、今年5月にSKテレテック(韓国内シェア4位)を買収、サムスン電子に次ぐ韓国第2位の端末メーカーに躍進した勢いのあるメーカーなりよ。SKテレテックの買収を機に海外への端末供給を本格化させ、向こう3年以内に世界5指の端末メーカーになるという大きな目標を掲げているなりね。

8月の段階では、「au向けに1機種を年内に投入し、実売1万円を切る価格で販売する」というところまで明らかにされていたなりが、あれから2か月。ついにそのベールを脱ぐときが来たなりね。パンテック&キュリテル製の第1弾端末「A1405PT」が正式発表されたなり。

それでは簡単に「A1405PT」のスペックや特徴をまとめておくと。

・3Gの折りたたみ端末としては最小・最軽量。
・メインに2.0インチのQVGA液晶、サブに細長い1.5インチの有機ELディスプレイを搭載。
・ボタン長押しで警報音が鳴る「防犯ブザー機能」を搭載。
・33万画素のカメラを搭載。
・日本語変換機能には「ATOK for au + AI推測変換APOT」を搭載。
・外部メモリには対応せず(内蔵メモリは20MB)。
・本体色はスカイグレー、シルキーピンク、ロイヤルブルーの3色。

韓国の携帯電話というと、とかくゴテゴテと機能を搭載し、見た目もずんぐりむっくりとしたものが多い印象なりが、「A1405PT」は国産の端末と言われたら違和感を感じないほど、実にスマートな印象。「A1400シリーズ」なので機能面はシンプルにまとめられているなりが、デザインも洗練されており、特に小型の端末を好む女性にはウケの良さそうな端末なりね。韓国製の端末とはいえ、日本語変換機能にはしっかりATOKが搭載されているし、実用上は何も問題は無さそうなりよ。

主要キャリアの中でいち早く海外製の端末を調達したボーダフォンは、海外の端末をそのまま持ち込んだために使いにくさが目立ち、ユーザーから批判が殺到してしまったのは記憶に新しいところなりよね。その点、パンテック&キュリテルの端末を見る限りではauは同じ轍を踏まずに済みそう。第2弾、第3弾の端末も楽しみなり。

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