アシュリー・シンプソン、二度目のSNL出演で汚名返上。

2005/10/11 01:08 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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アシュリー・シンプソンといえば、姉ジェシカ・シンプソン(歌手/女優)に続いて19歳で歌手デビューし、アルバム「オート・バイオグラフィー」が初登場1位を記録するなど、歌唱力では姉を上回る定評がある若きアーティスト。が、昨年10月NBCネットワークの人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」(SNL)に出演した時に起こったハプニングで、一時その輝かしいキャリアを危ぶまれてしまうまでになってしまいました。

SNLにミュージック・ゲストとして登場するということは、一流のアーティストとして認められた証でもあります。U2やローリング・ストーンズなどの大物でさえも、出演依頼がくると名誉に感じるほどだそうです。新人のアシュリーとしては、ここで自分の歌唱力を全米に披露して、またいっそう箔を付けたいところ。

1曲目は問題なく歌い上げた彼女でしたが、なんと2曲目でとんだ事態に!何故か1曲目と同じイントロが流れ出したかと思うと、彼女がマイクを口元に持っていかないうちから彼女の歌声が……。え?口パク??と観ている人々が驚く中、アシュリーは照れ隠しのためか不思議な踊りを披露しつつ、バックステージに消えうせてしまったのです。

その後は彼女のオフィシャル・サイトに批判の書き込みが殺到。直後にフットボールの試合のハーフ・タイム・ショーに出演した時も、会場から大ブーイングだったそうで、人気がガタ落ちだったのです。

アシュリー側はバック・トラックを使ったのは、彼女が重度の慢性胃炎持ちであり、そのために胃酸逆流症で声が出なくなったからとコメントしましたが、しかし天下のSNLで赤っ恥をかいたのは、ダメージ強かったですね。

それでもその後はひたすらアルバムの新作に打ち込んだアシュリー。その第2作となる「アイ・アム・ミー」は10月中旬に発売となります。SNLのアクシデントは彼女にも相当プレッシャーだったらしく、それに打ち勝つために、その気持ちを歌った新曲が2つも収録されているそうです(笑)。何はともあれ、そのアルバムの評価は上々。よかったねぇ。

そして先週末、汚名返上とばかりに再度SNLにゲスト出演した彼女。今回はハプニングもなく「本当の歌声」を披露しました。無事歌い終わったアシュリーは、思わず飛び跳ねて喜んだとか。

まぁいろいろありましたが、彼女はまだ21歳になったばかり。歌手として今後も成長する時間はたっぷりあります。頑張ってね。

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