ヤフーが2年半に渡り不正引き落とし、被害者の抗議を無視。

2005/10/10 11:58 Written by コ○助

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有料オンラインサービスがすっかり定着し、クレジットカードを使って決済するのが当たり前になった昨今。本来は利用するサービスが増えれば増えるほど、カードの明細を見ながら引き落とし金額が間違っていないのか丁寧に見なくてはならないなりが、数が増えてしまうとやや面倒な作業になってしまうため、なんとなく確認する程度しか明細を見ないという人も少なくないと思うなりよ。でも、やはりそれはまずいと、改めて認識させてくれるような一件が明るみに出たなり。

毎日新聞によると、東京都内の男性のクレジット口座から、実際には使っていない「ブロードバンドサービス」の利用料名目でヤフーが不当に引き落としをしていたことが判明。男性はヤフーに問い合わせをしたものの、「家族や知人が勝手に登録したのでは」「クレジット会社に問い合わせを」と返答されるのみで、抗議の間も引き落としは続き、結局、合計11万円分を徴収されていたというなり。その後、今年8月にヤフーの担当者から誤りを認める連絡が入り、全額返金で一件落着……のはずだったなりが、男性はヤフーから詳細な説明を受けていないことから、憤慨しているというなりね。

ヤフー側は毎日新聞の取材に対して「想定外のケースだったために、十分な対応が出来ずに申し訳ない」とミスを認めているなりよ。ヤフーのIDを所有し、有料サービスを利用している人は何百万人もいるわけなりが、この男性のようなケースが判明したのは初めてのこと。希有な例なのか、それともほかの会員が気付いていないだけなのか。前者ならば今後の対応改善で利用者の不安を払拭することもできそうなりが、後者だった場合には大変なことになるなりよね。

もし、今後続々と同じようなケースの報告が相次いだら……。日本最大のポータルサイトでのことだけに、有料オンラインサービス全体に対する不安感を煽ることになってしまいそう。そうならないためにも、ヤフーはこの件をうやむやにせず、しっかりと原因と今後の対策を報告して欲しいなりよね。

この男性はオークション利用のためのIDと、ヤフーBB利用のためのIDの2つのIDを所有していたことが不正引き落としを招いた要因だったようなりが、同じような状態の人は、少しさかのぼって明細をチェックしておいたほうが良いかもしれないなりね。コ○助もなにげに複数のIDを所有して、カード引き落としにしているので、すぐにチェックしてみなければ。ヤフーの有料サービスはもちろん、念のためほかの有料サービスの引き落としに関しても、皆さんもチェックしてみてくださいなり。

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