転落事故から1年、窪塚洋介が復帰作と事故後の心境を語る。

2005/10/08 10:14 Written by コ○助

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窪塚洋介が神奈川県横須賀市の自宅マンション9階(高さ26メートル)から転落し、生死の狭間を彷徨ったのは昨年6月6日のこと。当初は自殺説も囁かれたなりが、現在は誤って転落した事故説で一件落着しているなりよね。あれから1年半近くが経過し、今ではすっかり回復。仕事にも復帰して11月19日には2年ぶりの主演映画「同じ月を見ている」(深作健太監督)が公開されるなりが、事故のことや復帰作などについて、サンケイスポーツやスポーツ報知のインタビューに答えているなりよ。

「(事故は)何でそうなったのかわかんないですよ。ただ言えるのは、『死にたい』と思ったことは一度もない。でも落っこってる。だから自分で自分に説明ができない」
「オレはラッキーボーイ。あの日、最高に運が良かったのか、運が悪かったのかわからない。落っこって運が悪いのか、助かって運が良いのか。もちろん、生きてるから良かったんですけど」(サンケイスポーツ)
「(深作健太監督は)映画をすごく愛してるのがにじみ出ている人。初対面の日に焼き肉食べに行って『これは楽しくなるな』と。おれたちの芝居をおもしろがってくれ、細かなやりとりも楽しく、うれしかった」
「普通は死ぬだろ!って思いましたもん。それで『千載一遇』を辞書で調べたら『これだ!』と。絶対、おれ、運を使い果たしてゼロになってると思う」(スポーツ報知)

双方の記事はそれほど大きな違いのない内容で、いずれも避けては通れない事故の話題に触れているなりね。「生きてるから良かった」「運を使い果たした」と、窪塚洋介自身も事故で死なずに、今生きていることを噛みしめている様子なり。事故が報道されたときには、たった一年強でまた仕事に復帰しているとは誰も思わなかったなりが、今では走ることもできるようになったというほど驚異的な回復を見せているのだとか。本当に良かったなりねぇ。

復帰作となる「同じ月を見ている」は1998年から「ヤングサンデー」に連載されていた土田世紀の原作を映画化した作品。ストーリーは不幸な境遇で育ち、勉強もできず、周囲とのコミュニケーションが上手く取れない「ドンちゃん」こと水代元(エディソン・チャン)と、幼なじみで親友の医大研修医「てっちゃん」こと熊川鉄矢(窪塚洋介)、そして同じく幼なじみで「てっちゃん」の恋人の杉山エミ(黒木メイサ)の3人の関係を軸に描かれるなり。演出をする深作健太監督は言わずと知れた故・深作欣二監督の息子なりが、監督作としては「バトル・ロワイアル II」に続く2作品目となるなりよ。窪塚洋介の久しぶりの演技と共に、こちらの演出にも注目なりね。

今年は友情出演した映画「鳶がクルリと」と「同じ月を見ている」の2作品への出演に止まるなりが、来年からは活動を本格的に再開するようだし、また独特の「窪塚ワールド」の雰囲気を醸し出す作品を世に送り続けて欲しいものなり。

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