「ボタンひとつで簡単無線LAN」任天堂とバッファローが協業。

2005/10/05 18:16 Written by コ○助

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全国の販売店に無料で利用できる無線LANアクセスポイントを展開(1,000か所を予定)するなど、今後無線LAN(WiFi)に力を入れていく方針を明らかにしている任天堂なりが、自宅で「ニンテンドーDS」を楽しむユーザーがより無線LAN環境を整えやすくするためにバッファローと提携。煩雑な設定をまったく必要としない「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ」を共同開発し、全世界で販売することになったなりよ。

「ニンテンドーDS」には無線LAN機能が標準で搭載されているため、無線LAN環境が整っている場所に行けば自動的に通信ができる仕組みがあらかじめ用意されていたなりが、自宅に無線LAN環境が無い場合には、パソコン向けのWiFi対応ルーターを購入し、ユーザーが自ら設定を行わなければならなかったなりよね。ただ、「ニンテンドーDS」のターゲットに含まれる子どもや女性にとってはこの作業が敷居が高いものだったことから、任天堂は「ボタンを押すだけ」で簡単に無線LAN環境を構築できる機器を開発。自宅から無線LANを介してインターネットに接続できる環境の構築を推進していくことになったなりね。

「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ」はバッファローが開発したプッシュボタン方式の無線LAN簡単設定システム「AOSS」を搭載した無線LAN機器。ユーティリティ上のボタンやハードウェアに搭載されたボタンを押すだけで、自動で接続設定を完了し、インターネットに繋がるというスグレモノなり。アクセスポイントの探索・接続から暗号化キーの選択・生成・配布まで一貫して自動で行うため、無線LANセキュリティに関する知識は不要。パソコンのUSBポートに「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ」を差し込んで、ボタンを押していくだけで設定が完了してしまうわけなり。これで「ニンテンドーDS」ユーザーは簡単にインターネットに接続することができるなりね。

具体的にインターネットに接続して何ができるのかというと、最も大きいのはネットワーク対戦ができること。一例として任天堂は「どうぶつの森DS(仮称)」を今年5月に紹介しているなりが、遠くのユーザーとの共同生活やチャットによるコミュニケーションができるようになるなど、ゲームの世界観がグッと広がることになるなりね。もちろん、コンテンツのダウンロードなどのサービスも受けることができるようになり、「ニンテンドーDS」の楽しみが広がることは間違いないなりよ。

任天堂は「ニンテンドーDS」の次に、次世代ゲーム機「レボリューション」も無線LANに対応させることを表明しているなりが、いち早く「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ」を投入することで、自宅の無線LAN環境を整えてしまおうという戦略なりね。11月下旬頃から、まずは対応ソフトに「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ」が同梱されるカタチで提供されるようなので、「ニンテンドーDS」のネット接続を心待ちにしていた人はお楽しみに。

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