東京国際映画祭の概要発表、「アジアの映画祭」を鮮明に。

2005/09/21 10:22 Written by コ○助

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東京の秋の風物詩、東京国際映画祭が今年もやって来るなり。昨年から渋谷だけでなく、六本木ヒルズも会場に加わってさらに華やかな映画祭へと成長を遂げたなりが、今年も引き続き六本木ヒルズを中心に9日間に渡って開催されるなりよ。すでに日程とオープニング&クロージング作品に関しては発表されていたなりが、上映作品の詳細なラインアップが発表されたので、どのような作品が上映されるのか確認しておくことにするなりね。

オープニング作品には中国のチャン・イーモウ監督の「単騎、千里を走る。」、クロージング作品には日韓合作の「力道山」が上映されることは発表済み。コンペティション部門は65の国と地域から586作品のエントリーがあり、その中から15作品がノミネートしているなりね。全体的にはアジアからの作品が多く、「アジアの映画祭」を印象づけるラインアップとなっているなりね。

特別招待作品はなかなか豪華。毎年チケットの人気が集中するのはコンペティション部門の作品よりも特別招待作品のほうだったりするなりが、今年はアカデミー賞有力とも言われているキャメロン・ディアス主演の「イン・ハー・シューズ」や窪塚洋介主演の「同じ月を見ている」、「戦場のピアニスト」などでおなじみのロマン・ポランスキー監督の新作「オリバー・ツイスト」、「未来世紀ブラジル」などの作品で知られるテリー・ギリアム監督がマット・デイモンを主演に起用した「ブラザーズ・グリム」、人気マンガの映画版「最終兵器彼女」、「恋に落ちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督がグウィネス・パルトロウ&アンソニー・ホプキンスの共演で描いた「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」あたりが人気になりそう。ほかにも話題になりそうな作品がズラリと並んでいるなりよ。

チケットの販売は、各部門の上映作品をすべて観ることができるスペシャルパスが10月1日から、通常のチケットは10月8日から前売り開始となるなり。今年は例年に比べると当日券に余裕を持たせる方針のようなので、逆に前売り券の争奪戦は激化しそうなりが、いち早く話題作を観ておきたい人は争奪戦に参戦して下さいませ。コ○助も突撃しなければ。

[オープニング作品]
単騎、千里を走る。(チャン・イーモウ監督)

[コンペティション部門]
ドジョウも魚である(ヤン・ヤーチョウ監督)
レター・オブ・ファイヤー(アソカ・ハンダガマ監督)
私たち(マー・リーウェン監督)
恋愛の目的(ハン・ジェリム監督)
ゲルマニウムの夜(大森立嗣監督)
雪に願うこと(根岸吉太郎監督)
落第(ニコラス・ロペス監督)
サングレ(アマ・エスカランテ監督)
ダラス地区(アドリアーン・ローベルト・ペヨー監督)
バイ・バイ・ブラックバード(ロビンソン・サヴァリィ監督)
ヒトラー・カンタータ(ユッタ・ブルックナー監督)
13人のテーブル(エンリコ・オルドイーニ監督)
3日間のアナーキー(ヴィート・サガリオ監督)
シレンティウム(ウォルフガング・ムルンベルガー監督)
女たちとの会話(ハンス・カノーサ監督)

[特別招待作品]
最終兵器彼女(須賀大観監督)
ブラザーズ・グリム(テリー・ギリアム監督)
博士の愛した数式(小泉堯史監督)
メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(原題)(トミー・リー・ジョーンズ監督)
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(ニック・パーク/スティーブ・ボックス監督)
NOEL(ノエル)(チャズ・パルミンテリ監督)
あらしのよるに(杉井ギサブロー監督)
B型の彼氏(チェ・ソグォン監督)
同じ月を見ている(深作健太監督)
ALWAYS 三丁目の夕日(山崎貴監督)
オリバー・ツイスト(ロマン・ポランスキー監督)
イン・ハー・シューズ(カーティス・ハンソン監督)
親切なクムジャさん(パク・チャヌク監督)
ウォーク・ザ・ライン(仮)(ジェームズ・マンゴールド監督)
綴(つづ)り字のシーズン(スコット・マクギー/デヴィッド・シーゲル監督)
輪廻(清水崇監督)
プルーフ・オブ・マイ・ライフ(ジョン・マッデン監督)
仮面ライダー THE FIRST(長石多可男監督)
大停電の夜に(源孝志監督)
春の雪(行定勲監督)

[日本映画・ある視点部門]
カミュなんて知らない(柳町光男監督)
真昼ノ星空(中川陽介監督)
キャッチボール屋(大崎章監督)
三年身籠る(唯野未歩子監督)
アダン(五十嵐匠監督)
スキージャンプ・ペア 〜ROAD TO TORINO 2006〜(小林正樹監督)
そうかもしれない(保坂延彦監督)
狼少女(深川栄洋監督)
ベルナのしっぽ(山口晃二監督)
寝ずの番(マキノ雅彦監督)
ベロニカは死ぬことにした(堀江慶監督)

[クロージング作品]
力道山(ソン・へソン監督)

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