映画「NANA」の続編製作が正式決定、2007年公開へ。

2005/09/21 09:20 Written by コ○助

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9月3日の公開以来、好調な客足で興行収入を伸ばしている映画「NANA」。初日と2日目だけで興行収入5億3600万円を記録し、これが昨年85億円を稼いだ「世界の中心で、愛をさけぶ」にやや劣る程度の出足だったことから、配給元の東宝は「77億円」と目標を上方修正したことも話題となったなりが、最近は少し伸び率が減退しているようで、最終的には40〜50億円あたりで落ち着くとの見方が強いようなりよ。それでも日本映画としては出色の大ヒット。映画史に名を刻むことは間違いないなりね。

公開当初から話題となっていたように、現在公開されている映画版の「NANA」は原作の一部を映像化しただけに過ぎず、また、原作がまだ連載中であることから、当然のことながら将来的には続編が製作されると誰もが思っていたなりが、東宝から正式に続編製作についての発表があったなりよ。当初から続編の製作は念頭にあったはずなりが、興行的に成功を収めたことで正式なゴーサインが出たと見て良さそうなりね。

続編のクランクインは来年の夏を予定しており、公開は2007年の予定。主演の中島美嘉(大崎ナナ)と宮崎あおい(小松奈々)はもちろん、脇を固めた松田龍平(本城蓮)、成宮寛貴(寺島伸夫)、玉山鉄二(一ノ瀬巧)といった面々も同じ布陣のまま製作され、監督も1作目と同じ大谷健太郎監督がメガホンを執ることになるなり。まあこれはシリーズ化した場合の整合性を保つためには当然のこと。一人でもキャストが入れ替わることで、シリーズの一体感が失われる事態だけは避けたいなりからね。ファンは安心して続編を観ることができそうなり。

東宝は2作目以降について「原作はまだ続いていますし、観客の要望さえあれば、さらにパート3、パート4と続けていきたい」(サンケイスポーツ)とコメントしており、さらなるシリーズ化に意欲を燃やしているなりよ。映画版の公開によって原作の人気は高まる一方だし、原作が終わりを迎えるまでは後追いで映画版が続々と製作されていくことになるのかもしれないなりね。いったい何作目まで製作されるのやら(笑)。

映画のみならず、原作のマンガ本、主題歌の「GLAMOROUS SKY」(NANA starring MIKA NAKASHIMA)と劇中歌の「ENDLESS STORY」(REIRA starring YUNA ITO)も大ヒット。映画、出版、音楽の3つの業界が潤うメディアミックスの成功例として高く評価されている「NANA」なりが、向こう何年間かはしばらく「NANA」が業界を席巻し続けることになりそうなり。

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