米で人気の「超」お色気グループ、Pussychat Dolls。

2005/09/14 11:59 Written by Maki K Wall@駐米特派員

このエントリーをはてなブックマークに追加


ウォール真木が車を運転中は必ずラジオを聴いているのですが、先日お気に入りのラジオ局から流れてきた曲に思わず聞き入ってしまいました。「あたしのこと好きなんでしょ?判ってるわよ……」から始まるこの歌、かなりエロいセクシーな女性の声がダンスビートに合わせて歌っていたんですよ。そしてメインの部分に入った時の歌詞が凄かった……。

Don't cha wish your girlfriend was hot like me?
Don't cha wish your girlfriend was freak like me?
Don't cha?
Don't cha?

Don't cha wish your girlfriend was raw like me?
Don't cha wish your girlfriend was fun like me?
Don't cha?
Don't cha?

アナタの彼女が私みたいにホットだったらいいと思ってない
私みたいにクレイジーだったらいいと思ってない?
ね、そうじゃない?
ね、そうじゃない?
(以下略)

うわー、なんてストレートに高飛車なセリフ(笑)。思わずガツンと頭を殴られた気分でしたね。これをエロチック度200%ぐらいで歌い上げるヴォーカル、説得力があります。

で、曲が終わった後のアナウンスで、この"Don't Cha" を歌うのはPussycat Dolls というバンドだと判明。ちなみに Pussycat とは直訳で「メス猫」のことですが、スラングでセクシーな女性のことも指します。なんでも女性6人のグループだとかで、気になってインターネットで彼女たちのことを調べると、出てくるわ出てくるわ、これまたエロチックなファッションで、誘惑的なまなざしを向ける彼女たちの画像が(笑)。まったく歌のイメージそのまま。ホットで艶かしい美人ぞろいですよ。

それもそのはず。このPussycat Dolls、元々はキャバレー・ダンサーなのです。女優のクリスティーナ・アップルゲイト(「ハッピー・フライト」−2003年−)が中心になり結成されたグループで、キャメロン・エレクトラなども一時メンバーだったそうです。90年代にLAの有名なクラブ「ヴァイパー・ルーム」(オーナーは「チャーリーとチョコレート工場」のジョニー・デップ)で、バーレスク・スタイルのショーを披露しデビュー。その後もゲストにグウェン・ステファニやパリス・ヒルトンらがゲスト出演するなど、セクシー・エンターテイメントとしては珍しいセレブ級の認知度を得ました。

ちなみにバーレスクとは、アメリカではエロチック・ダンスが組み込まれたショーのことですが、これはストリップのように裸体で局部などをあからさまにさらして踊るのではなく、あくまでお色気たっぷりの衣装を身に着け、セクシーさでスケベ心をそそるタイプの舞台。なんでも「見せる」のではなく、「魅せる」のがコンセプトなんだとか。

Pussycat Dolls はその後メンバーの入れ替わりを経て、今ではラスベガスで専属シアターがオープンするまでに成長。さらに彼女たちは音楽シーンにも進出し、今までに米国版「Shall We Dance?」−2004年−や「シャーク・テイル」−2005年−のサントラに参加するなど、次第に活躍の場を広げてきました。そして今年9月に待望のアルバム "PCD" が発売。

そして今回最初のシングル・カット "Don't Cha" で、英ビルボード初登場1位を飾るなど大ブレイク。日本でもユニバーサルより10月19日に "Don't Cha" マキシCD、11月9日にはアルバム "PCD"が発売される予定だそうです。本当にノリの良い曲なので、ぜひチェックしてみてくださいな。

それにしても、Pussycat Dollsのメンバー。当たり前ですが、スタイル良すぎ……。あぁ、その細いウエストが私も欲しいぃ(涙)。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.