「欲しい情報はインターネットで」、新聞・雑誌は減少傾向に。

2005/09/14 05:37 Written by コ○助

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もう何年も前から、インターネットの発達によって既存のメディアが浸食され、衰退していくというテーマで議論されることは多いなりが、2年前と現在を比較して、どの程度新聞や雑誌の購読傾向に変化があったのかをインフォプラントが調査しているなりよ。話題として新鮮味があるわけでは無いなりが、定期的にチェックしておきたい話題ではあるので、最近の状況を少し見ておくことにするなりね。

・新聞(スポーツ紙を除く)を定期購読しているインターネット・ユーザーは80.9%。
・購読をしない理由のトップは「新聞で得られる情報はテレビやインターネットでも入手できるから」(51.8%)。
・2年前と比べて購入する雑誌の量が「減った」というインターネット・ユーザーは38.3%。「変わらない」は50.9%で、「増えた」はわずか10.8%。
・普段得ている情報(小説やマンガなどの読み物を除く)のうち、インターネットによる情報量を「5、6割」とする人が30.7%。「7、8割」が25.7%、「9割以上」は8.7%。
(※インフォプラントの調査をもとにしたnikkeibp.jpの記事による)

この調査では、2年前と比較して全体の4割近い人が雑誌の購入量が減少したと答えているなりね。まだ半数の人(50.9%)が2年前と購入量が変わらないと答えているのは救いなりが、確実にインターネットが雑誌の販売に影響を与えていると考えて良さそうなり。出版不況が叫ばれて久しいなりが、それも納得の数字なりね。

コ○助は2年前と比較すると、圧倒的に現在のほうが購入している雑誌が多いなりよ。その種類は昔に比べるとずいぶん変化しているなりが、マンガ誌を除いても月に30〜40冊は購入しているかも。その中には地方のタウン誌といった、インターネットの発達がなければ存在自体に気が付かなかった雑誌などもあるなりよ。定期購読までは行かなくても、バックナンバーの中から気になる号だけチョイスして購入することもしばしばなり。

一方の新聞に関しては、まだ8割近い人が定期購読をしているのは意外な気も。調査対象が10〜60歳以上と幅広いのでこの数字なのだと思うなりが、若年層に絞れば定期購読率はグッと下がってきそうなりね。ちなみにコ○助は定期購読派なりが、残念ながら周囲の単身世帯者で新聞の定期購読をしている人は皆無なり。

Narinari.comのようなサイトを運営していると、「情報はネットだけで収集してるんじゃないか」と誤解されがちなりが、実際には新聞や雑誌を日々読んでいる中で見かけた話題をヒントに記事を書くことが多いなりよ。単純に興味ある分野の情報を新聞や雑誌を読んで蓄積しておいて、何か全く別の話題の記事を書くときに蓄積された情報を小出しにしていく、といった作業の繰り返しなので、コ○助にとって新聞や雑誌は欠かすことのできない存在なりね。

皆さんは新聞や雑誌の購読量、2年前と比べたら減少しているなりか?

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