IT関連の用語、「意味を理解してなくても使う」7割以上。

2005/09/05 17:55 Written by コ○助

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周囲の友だちと会話をしていると、「これくらいのIT用語は理解できるだろう」との判断のもとに使った単語が通じないことがよくあるなりよ。基本的にパソコンやインターネットを使っていない友だちはほとんどいなくなったので、あくまでもそれらを日常的に使っていることが前提。それゆえ、パソコンやインターネットを全く使わない親や祖父母と話をするよりは、ある程度のIT用語でも通じると思って話をするなりが、意外と実情は祖父母たちと変わらなかったりすることも多いなりね。

例えば、ブログ。最近は新聞や雑誌、テレビでも目にすることが多くなった単語なので、さすがにその言葉を聞いたことがあると答える友だちは多いなりが、実際にブログを見たことがあったり、正確にそれが何なのか説明できる人はほとんどいなかったりするなりよ。それはコ○助にはあまり電脳系な友だちがいないからなのかもしれないなりが、インターネットに接続できる環境があるなら、なぜ少しはさまよってみようと思わないのかと、不思議で仕方ないなりね。少しでもネットを徘徊すれば、すぐにブログに突き当たるほど乱立しているのだから、見ることくらいは簡単なことなのに。

ブログをあまり理解できてないレベルなので、当然「ソーシャルネットワーク」や「RSS」「アフィリエイト」などの言葉は全く通じないと考えて良いなり。そのため、実はあまりこの手の話題を友だちとすることは無かったりするなりね。そして当然のように、コ○助がどんな仕事をしているのか理解してくれる友だちもあまりいないという、結構寂しい状況だったりするなりよ。

コ○助は初めてパソコンに触れてからかれこれ20年以上が経ち、今やどっぷりとこの世界に浸っているので見誤ってしまいがちなりが、きっと考えている以上に世間一般のITに対する理解はその程度なのだと思うなり。まあちょっとコ○助の友だちは無関心すぎるきらいもあるなりが(笑)。実際のところ、世間一般ではどのレベルまでのIT用語が通用するものなのか。少し興味があるなりが、インターネットコムにそんなIT用語に関する意識調査の結果が出ていたなりよ。

・7割以上の人が「周りが使っているために、自分も意味を理解していないIT用語を使うことがある」。
・83.5%のユーザーが「IT用語は難しいと思う」と回答。
・意味の分からないIT用語に対し、19歳以下では39.0%が「調べる」、54.0%がそのままにする」と回答。20代・30代では「調べる」(43.0%)、「そのままにする」(51.0%)。40歳以上でも「調べる」(46.0%)、「そのままにする」(49.0%)と、半数以下にとどまる。
・「ブログ」「アフィリエイト」「QRコード」などは幅広い年代層に浸透も、「SNS」「ポッドキャスティング」などの認知度は低い。(Japan.Internet.comより)

調査対象は「自宅からPCなどでインターネットを利用している10〜60代のユーザー」なので、コ○助の友だちもこのユーザー層に当てはまるなりが、彼らよりは世間一般のほうがIT用語の理解度は高い様子。意味までは分からなくとも、言葉として通じれば会話は成立するので、せめてコ○助の友だちもそのレベルには達して欲しいものなり。

Narinari.comの読者の人たちは日常的にパソコンやインターネットを利用する人がほとんどだと思うなりが、周囲の人たちのIT用語理解度はいかほどなりか? まあ小難しい新語が次から次へと出てくるなりからね。興味が無ければ覚えられないのは当たり前。徐々にでも「ブログ」のように一般名詞化して、誰でも理解できるような単語になっていけると良いなりね。

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