大量廃棄されるキャベツ、安くて美味しい今こそ「旬」。

2005/09/04 23:44 Written by コ○助

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今年は気温の高い日が続くなど生育に好条件が重なったために、近年希に見る大豊作となったキャベツ。そのため各地からの出荷量が急増して市場にはキャベツがたくさん出回っていたなりが、供給過剰によって価格が下落してしまったため、産地では需給調整するべくキャベツを大量に廃棄していると、たびたび報じられているなりよね。せっかくの豊作なのに、何にも使うことなく育てたキャベツを捨てなければならない農家の苦悩は想像に難くないなり。

実際にどの程度廃棄されているのかというと、例えば北海道、青森、岩手、群馬、山梨、長野、熊本では先月末までに合計2万トンを廃棄。この数字だけを聞いてもピンと来ないかもしれないなりが、これは1道6県の前年度出荷実績の4.5%にあたる、相当な量のようなりよ。消費者からは「捨てるくらいならば、もっと安く提供して欲しい」との声が当然上がるなりが、輸送費などを考えると、これ以上キャベツの価格が下がると農家が赤字になってしまうため、なかなかそう簡単な話では無いなりね。

キャベツを廃棄せずに済む方法はひとつ、消費者がもっとキャベツを食べて需要を伸ばすこと。今さら説明するまでもなく、キャベツは身近な野菜なのでさまざまな料理法を誰もが知っているなりが、価格が安い今だからこそ、キャベツを主役にした料理を積極的に食べていきたいなりよね。コ○助はキャベツというと、まるまる一個買ってきて、葉の間に挽肉を詰めて鍋に突っ込み、コンソメで煮て食べてみたり。モツ鍋のようなコッテリ系の鍋に入れても美味しいなりよね。あとはお好み焼き! 自宅でお好み焼きをやるときには「これでもか!」というほどキャベツが入っているモノが好きなり。回鍋肉にするのも美味しいなりが、これは直球すぎるなりか(笑)。

市場価格では平年よりも3割近く安い、1キロ当たり50円前後というのが今年のキャベツの相場のようなりが、小売店に並ぶキャベツの価格は当然のことながらまちまち。特売では1玉80〜90円前後で販売されているスーパーなどもあるという話を聞いてしまったので、コ○助も近所のスーパーにキャベツを買い求めに行ってきたなりよ。ところが、近所のスーパーでは1玉200円前後のところばかり。う〜む、あんまり安くないなりね(笑)。千切りのパックに至っては、4分の1玉くらいの分量で170円もするなり……。高いわけでは無いなりが、底値を知ってしまっただけに、割高感を払拭することができず、今回はキャベツの購入を断念。って、それじゃ需要が伸びないからダメじゃないなりかねぇ。

キャベツは「手に持ってずしりと重いものを選ぶ。半分に切ってあるものは、しんの伸び具合がポイント。半分から3分の2ぐらいの高さが理想」(産経新聞)というポイントを押さえて、売り場で安いキャベツを見つけたらガンガン食べて行きませう! コ○助ももう少し安いキャベツを求めて、さまよってみることにするなり。

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