auのソニー・エリクソン製端末「W32S」開発者インタビュー 。

2005/09/01 16:56 Written by コ○助

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今月からスタートするauの新サービス「EZ FeliCa」に対応した第一弾端末として、上旬には発売される予定のソニー・エリクソン製端末「W32S」。「EZ FeliCa」のほかにも45.5MBの大容量メモリを内蔵し、カードを差し替えるだけで複数の端末を利用することができる「au ICカード」に対応するなど、これまでのauの端末とは機能面でグッと進化した端末となっているなりよ。ジョグダイヤルが無いことで「見送り」とする従来からのソニー・エリクソンユーザーは多いなりが、それ以外のユーザーからは、デザイン、スペックともに概ね好意的に捉えられている端末なり。

話を進めていく前に、「W32S」がどのような端末だったのか、そのスペックや仕様を簡単に振り返っておくなりね。

[ソニー・エリクソン製「W32S」]
・「EZ FeliCa」対応、電子マネー「Edy」のEZアプリをプリセット。
・「au ICカード」に対応。
・WIN端末初の着せ替えパネル「Style-Upパネル」(10種類)を採用。
・45.5MBの大容量データフォルダを搭載。
・BGM再生も可能なミュージックプレイヤー機能搭載。
・インタラクティブなFMラジオ機能搭載。
・新サービス「安心ナビ」&「聴かせて検索」対応。
・日本語入力機能はPOBox、Advanced Wnn。
・125万画素CMOSカメラ搭載。
・2.2インチの微反射型低温ポリシリコン・システムTFT液晶搭載。
・本体色はラグジュアリーピンク、ルナシルバー、フレームオレンジ。
・9月上旬発売予定。

WIN端末では初めての着せ替えとなる「Style-Upパネル」やFMラジオ機能、そしてこちらもauの新サービス「安心ナビ」と「聴かせて検索」にも対応と、まさに機能満載といった感じの端末なり。

そんな「W32S」の開発者に対するインタビューがインプレスに掲載されているなりよ。

「ボディの小型化は、多くの方々に喜んでもらえるポイントということで追求しました」
「Style-Upパネルは、1X向け端末で手掛けてきましたが、1X WIN向けとしては初めてのものです。印刷ではなく、素材感や質感を訴求できるラインナップにしています」
「ジョグダイヤルでは、思い通りの高速な移動が好評を得ていたと思いますので、同じような操作性が実現できることを目指しました」
「ジョグダイヤルではなく、クロスコントローラーを採用したことについては、賛否両論あるかと思います。しかし、ジョグダイヤルに慣れ親しんだ方にとって、ストレスが溜まらないようにしていますので、ぜひ一度手にとって使っていただきたいと思います」

ソニー・エリクソン製の新端末が出るたびに、開発者のインタビューをいろいろなところで見かけるなりが、どのインタビューでもだいたいジョグダイヤルについての言及があるなりよね。そして、いずれも答えは「クロスコントローラーはジョグダイヤルに近い操作感にチューニングしている」「ゲームなどのコンテンツをより楽しむためにはクロスコントローラーのほうが向いている」というもの。でも、コ○助も自分で実際に触ってみた感想として、やっぱりジョグダイヤルとクロスコントローラーでは操作感が別物なりよ。特にメニューのカーソル移動やメールを打つときの日本語変換時の操作感が、どうもクロスコントローラーでは納得がいかないなりね。

「クロスコントローラーの採用については賛否両論」と認めていることからも、恐らくソニー・エリクソンにもユーザーの熱い「ジョグダイヤル愛」は伝わっているのだとは思うなりが、それでもなおクロスコントローラーにシフトしていることを考えると、再びジョグダイヤルを搭載したハイスペック端末が投入される可能性は本当にゼロなのかもしれないなりね。困った、困った。機種変更できる端末がこの世に存在しないなんて、辛すぎるなり……。どうか今使用している「W21S」がいつまでも壊れることがありませんように。

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