NTTドコモ、AM/FMラジオが聴けるケータイ「RADIDEN」を発表。

2005/08/29 19:06 Written by コ○助

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ここ数年、FMラジオチューナーを搭載した携帯電話が増え、「空いた時間にラジオ聴取」というスタイルが徐々に復権してきた感があるなりが、NTTドコモから、新たにラジオ機能を強化したラジオケータイが発表されたなりよ。その名も「RADIDEN」(ソニー・エリクソン製)。FMラジオのほかにAMラジオ、テレビの音声を聴くことができる端末なりね。

まずは簡単に「RADIDEN」のスペックや特徴をまとめておくと。

・AM、FM、TVの3バンド対応のラジオチューナーを搭載(世界初)。
・片面が携帯電話、片面がラジオの「デュアルフロントデザイン」を採用。
・「一発選局7つボタン」「ラジオ専用の液晶」などポータブルラジオと同等の操作性を実現。
・ラジオを聴きながらiモードの操作が可能。
・イヤホンを装着しなくても本体からラジオを流すことが可能。
・連続再生時間はAMが約20時間、FMが約14時間、TVが約13時間。
・カメラ機能、外部メモリスロットのないPDC端末。
・本体色はBlack&Silverのみ。
・発売は秋ごろ、価格は1万円台中盤になる予定。

その外観は同じソニー・エリクソン製端末の「premini-II」とそっくりなりが、背面にラジオ専用の液晶と、7つの「一発選局ボタン」が配されているのが大きな違い。携帯電話とラジオをうまく融合させた、というよりは、別個のモノを両面に配置、やや強引に合体させたようなデザインと言ったほうが適当かもしれないなり。ラジオ機能を優先するためにカメラ機能の搭載は見送られているなりが、ターゲットとして想定されている少し上の年齢層にとってみれば、カメラ機能はあっても使わない機能になりがちなモノなので、これだけ思い切った機能でも良いのかもしれないなり。

「RADIDEN」はAMラジオを聞くことができるので、野球や競馬の中継を聞いたり、ラジオの語学講座を聴いたりするのに便利そう。どの程度の感度なのかが心配なところなりが、電車や屋内など想定される利用シーンで実用上の問題がないレベルであれば、かなり用途によっては便利に使える端末と言えるなりね。コ○助も音楽よりもむしろ野球中継を聞きながら散歩とかしたいタイプなので、ちょっと「RADIDEN」には魅かれるものがあるなりよ。サブ端末として持っておくのも悪くないなり。

携帯電話にラジオ機能が搭載されていれば、災害時などにもきっと活躍をしてくれるはず。ラジオを常に持ち歩きたいという、明確な利用シーンが思い浮かぶ人は、ぜひ選択肢のひとつに加えてみて下さいなり。

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