光岡自動車、自分で作る「原動機付き四輪車」を発売。

2005/08/26 04:27 Written by コ○助

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「10番目の国産自動車メーカー」として、1968年に創業した光岡自動車。自社で何から何までゼロから製造しているわけではなく、主に日産の市販車をベースにカスタマイズした車両を販売しているメーカーなりが、その個性あふれる車体デザインがジワジワと人気を集め、今ではすっかり一般にも認知されるメーカーに成長しているなりよね。都心に住んでいるせいもあるとは思うなりが、最近は街中で「お、カッチョイイ車だ」と思うと、光岡自動車の車だったりする場合が結構多いなりよ。以前に比べると、ずいぶんオーナーが増えているんだろうなぁ、という印象を受けるなりね。個人的には「ヌエラ」がお気に入り。

そんな光岡自動車から、またしても一風変わった自動車が発表されたなりよ。その名も「マイクロタイプ−F」。正確には自動車ではなく「原動機付き四輪車」に相当し、ミニバイクと同様の排気量50ccのエンジンを搭載した四輪車なり(※車検や車庫証明は不要なりが、運転には普通自動車免許証が必要)。これだけなら類似品はいくつもありそうなりが、「マイクロタイプ−F」が面白いのは自分で作るキットが販売されること。自動車を自作できるという、車好きの物欲をそそりそうな自動車なりよ。

「マイクロタイプ−F」がどのような製品なのか、簡単にその仕様や特徴をまとめておくと。

・最高速度は50キロ。
・全長は249.5センチで、1人乗り。
・満タンで約200キロの走行が可能。
・キットカー(自作用)と完成品の2種類を用意。
・キットカーの組み立て時間はおよそ40時間程度。
・価格はキットカーが585,000円から、完成品が800,000円から。

1人乗りの小さな自動車なので、車高の低さなども相まって見た目はゴーカートのようなりが、燃料満タンで約200キロの走行ができるなど、機能的にはちゃんと自動車として実用できるレベルにあるなりね。よほど好きな人でなければなかなか自分で車を組み立てようとは思わないなりが、自作にかかる時間は40時間程度とそれほど難易度が高いわけでも無いようなので、日曜大工程度の感覚で自動車を組み立ててみるのも面白いかもしれないなりね。キットカーと完成品の価格差が20万円以上もあるので、チャレンジしてみる価値はありそうなり。

車検や車庫証明も必要ないようだし、もし駐車するスペースさえ確保できるならば、サブカーとして購入を検討してみてはいかがなりか? キットカーと完成品合わせて200台の限定販売のようなので、欲しい人はお早めに。

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