単なるコミュニケーションツールの枠を飛び出し、今やビジネス面でも必携ツールとなりつつあるインスタントメッセンジャー。コ○助もICQが流行っていた頃からインスタントメッセンジャーにどっぷりな生活をしているので、かれこれ10年以上は利用している計算になるなりよ。最近のインスタントメッセンジャーに搭載されているビデオチャット機能などをフルに活かしている……というわけでは無いなりが、アメリカ在住のウォール真木や、普段から忙しい生活をしていて実際に会う時間が取れないてきれつとの会議は、ほぼインスタントメッセンジャーで済ませてしまうほど、Narinari.comの維持のためには欠かすことのできないツールになっているなりね。

コ○助が利用しているのは「MSNメッセンジャー」と「Yahoo! メッセンジャー」の2種類。前者は周囲を見渡してもユーザー数が多いため、後者はヤフーに勤めていたときにアカウントを取得し、インストールしていたのをそのまま利用しているためと、どちらもさほど「これでなければならない」という積極的な理由があるわけでは無いなりが、インスタントメッセンジャーを利用する上ではやはりユーザー数が多いことが一番のカギになるので、利用頻度的には「MSNメッセンジャー」のほうが高くなっているなりよ。

インスタントメッセンジャーを生かすも殺すも、それは自分以外に相手がメッセンジャーソフトをインストールしているかどうかにかかっているので、そういう意味では新顔のインスタントメッセンジャーが登場したとしても、なかなか手を出しにくいのは確かなりが、Googleが手がけるインスタントメッセンジャーがリリースされたとあれば、チェックしておかねばならないなり。Googleが発表したのは「Google Talk」。Webメールサービス「Gmail」と連携したインスタントメッセンジャーなりよ。

それでは簡単に「Google Talk」（β版）の機能、仕様をまとめておくと。

・利用にはGmailのアカウントが必須。
・テキストのやり取りに加え音声通信も可能。
・現在は英語版のみ提供中。将来的には日本語版の提供も検討。
・英語版でも、日本語メッセージのやり取りは可能。
・ファイル転送は不可。
・対応OSはWindows Server 2003、Windows XP、Windows 2000。

といった感じで、最新の「MSNメッセンジャー」や「Yahoo! メッセンジャー」に比べるとえらくシンプルな機能にまとめられているなり。まだβ版なので今後機能が追加されていく可能性はあるなりが、このままの機能ならば、既存のインスタントメッセンジャーユーザーの乗り換えを促すのはちょっと厳しそう。ただ、Gmailの新着メールをポップアップで表示する機能などを持っているようなので、Gmailを多用している人には便利なツールかもしれないなりね。

「Google Talk」はすでにダウンロードできる状態なので、Gmailのアカウントを所有している人は、どんなものか試しにインストールしてみてはいかがなりか？