巨人の桑田真澄投手が激白「巨人ダメなら移籍」。

2005/08/16 19:42 Written by コ○助

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14日の阪神戦に先発も、初回に矢野輝弘捕手の頭部への死球によって危険球退場。それが無くても1/3回を投げて打者7人に対して、3安打3四死球5失点と散々な内容だった巨人の桑田真澄投手。今季通算は7試合に登板し、0勝5敗、防御率10.22と力の衰えは明白で、同じく不振とケガの治療のため2軍落ちした清原和博内野手ともども、「今オフにリストラ有力」とまで囁かれ始めているなりよね。「KKコンビ」として高校野球の頃から20年の長きに渡って野球界を賑わせてきた2人が、同じ年に引退の危機に立たされているのは何か運命的なものがあるなりが、桑田投手に引退する気は毛頭ない様子。その固い決意を夕刊フジのインタビューで語っているなりよ。

「最近は投げるたびに引退って言われるけど、引退するときは自分で言うんだから。黙っててくれればいいのにね」
「とにかく、あと28勝(200勝)するまで頑張らないと。それに2000奪三振(野茂を含めて過去17人)まで、あと41なんだよ」
「気力があるうちは辞めないよ。いらないって言われて、それでもやりたければ、ヨソに行ってやるしかないだろうね。それが世の常だよ。今は気力もあるし、悪いところもない。とにかく200勝まで頑張るよ」

桑田投手が200勝に強いこだわりを持っているのは有名な話なりが、今季の不調の中にあっても、その想いは決して揺らぐことが無いようなりよ。200勝到達まで残り28勝。この数字がどの程度の難易度かを把握するために、過去5年の桑田投手の成績を振り返っておくなりね。

2000年 30試合、5勝8敗5セーブ、防御率4.50
2001年 16試合、4勝5敗2セーブ、防御率4.83
2002年 23試合、12勝6敗0セーブ、防御率2.22
2003年 14試合、5勝3敗0セーブ、防御率5.93
2004年 16試合、3勝5敗0セーブ、防御率6.47

過去5年で挙げた勝利数は29個。つまり、5年かけて積み上げてきた勝利数と同等の数字を今後残さない限り、200勝までは到達しないなりよ。桑田投手の37歳という年齢を考えれば、現実的には200勝到達はかなり厳しいと言わざるを得ないなりね。

まだシーズン中なので引退云々について語るのはナンセンスなりが、現役続行が厳しい局面に来ていることは桑田投手が一番よく分かっているはず。今オフ、巨人が契約を結ばない可能性は極めて高く、この成績と年齢、年俸との兼ね合いから他球団が獲得に乗り出すとも考えにくいだけに、桑田投手がどのような結論を出すのか、注目しておきたいなりね。でも、一番良いのはもちろん、残り試合で来季に繋がるような結果を残すことに違いないなりが……。

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