夏の夜は東海汽船の「東京湾納涼船」でプチクルージング。

2005/08/07 10:48 Written by コ○助

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今年の夏は、例年以上に厳しい暑さが続くなりねぇ。コ○助は仕事上家に籠もって作業をしていることが多いため、比較的涼しい場所にいるのは確かなりが、それでもちょっとした買い物で外に出たときの暑さにはやられ気味なりよ。そして、外に出ると必ず「あぁ、冷たいビールをグビッとやりたい」と思ってしまうオッサン状態なわけなりが、やはり夏といえばビアガーデン! と、言いたいところではあるものの、それではあまりに普通すぎて面白くないなぁ、と思っていたところに、たまたまJRの駅に掲示されていたポスターで目に止まったのが「東京湾納涼船」だったなり。

「東京湾納涼船」は東海汽船が企画し、7月1日から9月25日まで毎日運航されているもので、大人は1人2,500円で乗船券+飲み放題が付くという比較的リーズナブルな船なりよ。東京の「海の玄関口」の竹芝を起点に、お台場や羽田沖のほうを巡って竹芝に戻るというルートを2時間くらいかけてプチクルージングするなりね。レインボーブリッジやお台場の夜景を堪能し、潮風にあたりながらビールを飲めるという、なかなか贅沢な気分を味わえそうな「東京湾納涼船」。コ○助は東京に住みながら、あまり東京湾に繰り出した経験も無かったので、良い機会だと思って予約しておいたなりね。

そして昨日、実際に「東京湾納涼船」に乗って来たなりよ。コ○助は事前にほとんど情報を調べずに竹芝へと向かっていたため、いったいどの程度の大きさの船なのかも全く知らずにいたなりが、竹芝の客船ターミナルにはもの凄い数の人、人、人……。乗船する人の長蛇の列ができており、思い描いていたイメージよりもずっと大きな船であることをようやく理解したなりね。

ターミナルのチケット売り場で予約番号とチケットを引き換え、船の中の食事に使う食券を購入し、コ○助も列に加わり乗船を待つことに。それほど待つことなくすんなりと船の中には入れたなりが、少し到着が遅めだったこともあって、一部に用意されていた椅子付きのスペースは満席状態だったので、船の進行方向に向かって左手(出航後すぐにお台場が見えるポジション)のデッキ部分に陣取ることにしたなりね。ビールなどの飲み物はすべて飲み放題なので、ドリンクコーナーに並んで念願の生ビールをゲット。周囲は出航前から飲みまくっていたので、船が動き出した頃にはすでに酔っぱらいが続出していたなりよ。

客層はさまざまで、それこそ本当に子どもからお年寄りまで、といった感じ。でも、中心となっているのは、大学生くらいの若い人たちだったなり。それだけに、アホな騒ぎ方をする人たち(ジャンプしたり、奇声を上げたり、飲み物を海に投棄したり……)が多かったなりよ。年輩の人たちが渋い顔をしていたのが印象的だったなりねぇ。もちろん、コ○助の渋顔のひとりだったわけなりが(笑)。騒ぐのはまだ良いとしても、飲み物を投棄する人たちだけは、何とも許し難いものが。単に海を汚すだけでなく、風に押し戻されてほかの乗客にかかったり、階下の乗客にかかったりと、迷惑千万なことこの上なし。コ○助も被害者になってしまったので、怒り心頭だったなりね。

それを抜きにして考えれば、概ね「東京湾納涼船」は良かったなりよ。海から望むお台場の夜景は美しく、羽田空港に離発着する飛行機を眺めるのはオツなもの。潮風も心地良く、ビールが通常の何倍も美味しく感じたのは言うまでも無いなりね。食事に関してはそれほど期待するようなものでは無いなりが、それでもメニューは豊富で、決して悪いモノでは無かったなり。また、船の中では「ゆかたダンサーズ」によるダンシングショーがあったりと、全体を盛り上げるイベントも用意されていて、総評としては、2,500円でこの内容だったらアリかな、と。少しいつもと気分を変えて、夜景を見ながらビールを飲みたい人は、ぜひ一度、お試しあれ。

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