中国・広東省で謎の「生物」を発見? 伝説の不老不死薬か。

2005/07/31 16:18 Written by コ○助

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つい100年ほど前に「新種」として発見されたパンダのように、広大な大地を持つ中国には、まだまだ人知れずに生息している「生物」がいる可能性を否定することはできないなりが、最近、なにやら珍妙な「生物」の発見情報がネットを駆け巡っているなりよ。その「生物」は「全長約30センチで重さ約2キロのだ円形。目や耳、手足はないが、日々、成長している」というもの。これだけ聞いたら、何のなぞなぞかと思ってしまうなりよね(笑)。

中国・広東省の仏山市で、地元民が土中から発掘したというこの「生物」は、X51.ORGによると、次のような特徴があるというなり。

・物体の表面は、薄黄色に黒い斑点を持つ。
・長さ縦30cm、横15cm、高さ15cmの丸い形で、重さは2kg前後。
・表面に力を加えると、すぐに元の形を回復し、表面を傷つけた場合にはネバネバとした粘液のようなものが滲みだす。
・水で洗おうと試みたところ、内部に水を吸収する。
・物体は1か月前よりも明らかに成長し、大きくなっている。

この手の話題は、伝聞情報だけだとどうしてもインパクトに欠けてしまうなりが、この「生物」に関しては上海紙の東方早報など複数の中国紙が写真付きで報じているのでインパクトは十分。写真を見る限りだと、いわゆるUMA(未確認生物)の類とは若干イメージが異なるなりが、雰囲気まるでエイリアンの卵のよう(笑)。常識的には考えられないような大きさと形状をしているなりね。

「生物」たる所以は、「自己回復する力を持つ」「粘液を出す」「大きくなっている」というあたりで、本当に生物なのかどうかは、現時点では分からないようなり。一応、中山大学生命科学研究所で、分析が進められている段階なりね。それにしても、写真は物体の質感や色合いがリアルに伝わってきて、とても気味が悪いなりよ……。

中国紙の論調では、どうもこの「生物」は、中国古来から伝えられる伝説の古生物「太歳」の特徴にそっくりなのだとか。東京新聞によると、「太歳」とは、秦の始皇帝が徐福に探させた「不老不死の薬」のひとつとも言われているようで、たまに「太歳発見か」というニュースが流れることもあるようなり。ただ、今までのところ、そのいずれも「ゴムの塊だった」といったオチになっているため、今回発見された「生物」が本当に「太歳」なのかどうかについては、懐疑的な見方をする人も多いようなりよ。

果たして、発見された謎の「生物」は本当に生きているのか。続報があるかどうかは分からないなりが、中国の奥深さを感じるニュースだったなり。

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