ドラマ「がんばっていきまっしょい」主演の鈴木杏インタビュー。

2005/07/17 07:00 Written by コ○助

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出演する「NEWS」の未成年メンバーが飲酒・大騒ぎして補導され、所属事務所のジャニーズが下した無期限活動停止処分の影響をモロに受けてしまったフジテレビ系のドラマ「がんばっていきまっしょい」。すでに収録してある分に関しては出演シーンカットの再編集で対応、今後は代役を立てずに、存在を消して淡々とドラマを展開させることを決めたようなりが、第2回の放送まで出演していた人が忽然と姿を消す不自然さは否めず、完全に割を食ったカタチになってしまったなりね。

すでに2回の放送が終了している「がんばっていきまっしょい」の視聴率は、初回が12.6%、第2回が12.1%。夏ドラマ14作品中11位と低調な出足だったなりが、今回の一件でストーリーにムリが生じ、また、「NEWS」の未成年メンバー目的で見ていた視聴者が離脱することを考えると、残りの回の視聴率はこれまで以上に苦しい戦いを余儀なくされるかもしれないなりね。これは不憫としか言いようが無いなり。

「がんばっていきまっしょい」のストーリーは「ボートに青春を賭ける女子高生の物語」という分かりやすい内容で、視聴率の数字以上に、なかなか雰囲気の良い作品といった感じ。ストーリーの中心となる女子ボート部の5人を演じる鈴木杏、相武紗季、岩佐真悠子、佐津川愛美、藤本静の女優も、合宿を敢行してボートの特訓を受けるなど、一所懸命撮影に取り組んでいるという話を聞くと、やはりこのような件で不完全な作品となってしまうのが残念でならないなりよ。

さて、こうした展開が待ち受けているとは予想もできなかった頃に、主演の鈴木杏が読売新聞のインタビューに答えているなり。「がんばっていきまっしょい」への意欲などについて語った内容だったので、少し見ておくことにするなりね。

「高校でも部活に入っていないので、放課後、体操着に着替える運動部の部活みたいな思い出はありません。だから、高校生活最後の年に、こんな経験をさせてもらってすごく幸せです」
「ボートのシートが動くことすら知らず、フォームも難しかった。でも、練習すればするだけ、上達が実感できた。手のマメも、今じゃ勲章です」
「いくら日焼け止めを塗っても、ボートの上では日差しを遮るものがないので、すごく焼けます」

大変な思いをして、手のマメを「今じゃ勲章」とまで言っている鈴木杏。きっとほかのメンバーも同じ思いでいるはずなので、当事者たちの無念さは筆舌に尽くしがたいものがありそうなりよ。同世代の5人はもちろんなりが、共演するベテラン俳優たちも、やり切れない思いをしている人は多いかもしれないなりね……。

ドラマの放送終了後に発売されるはずだったであろうDVD-BOXも、現状では発売されない可能性のほうが高そう。また、将来的に再放送もされることなく、永久にお蔵入りする可能性だって否めないなりよね。まだ残りの放送分がかなりある状態なりが、ほかの出演者やスタッフがモチベーションを切らさずに、この苦境を乗り切ることができるかどうか、心配なところなり。

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