7月1日の「はるか17」（テレビ朝日系）を皮切りに夏ドラマがスタートしたばかりなりが、早くも来年1月スタートのTBS系冬ドラマの話題が出ているなりよ。まだ全く陣容が見えない秋ドラマをすっ飛ばしての気の早い話題なりが、それだけ力を入れているということでもあるなりね。

制作が発表されたのは、チェ・ジウと竹野内豊が主演する、「TBS 50周年特別企画」と銘打たれたドラマ「輪舞曲（ロンド）」（仮題）。韓流ブームに世間が食傷気味となり、もうブームが上向くことは無いであろう2006年に放送するドラマにチェ・ジウを起用するのは危険な賭けのような気もするなりが、昨年の秋からTBSが粘り強く出演のオファーを出し続け、ようやく先月、合意に漕ぎ着けたというなりよ。

作品の概要はまだほとんど明らかにされていないなりが、判明している情報を簡単にまとめてみると。

・チェ・ジウをメインに据えた作品になる。
・チェ・ジウはこのドラマの撮影のために4か月間に渡って日本に滞在。
・日韓両国でロケを敢行。
・ストーリーは韓国人女性と日本人男性による王道のラブストーリー。
・セリフは前半は韓国語がメイン（字幕対応）、後半は日本語がメイン。

竹野内豊がキャスティングされたのも、「173センチのチェ・ジウに見合う俳優」という理由からのようで、あくまでもこの企画はチェ・ジウ在りきでスタートしているなりね。まあ、身長の問題だけでなく、植田博樹プロデューサーが竹野内豊と過去にも仕事をしたことがあったり、チェ・ジウが映画「冷静と情熱のあいだ」を観て以来、竹野内豊のファンだった、という経緯もあるようなりが。

この作品を担当する植田プロデューサーは、いまやTBSの看板プロデューサーの一人に成長している人物なりが、過去にどのような作品を手がけているのか、参考までにチェックしておくと。

1994年　「私の運命　MY DESTINY」（出演：坂井真紀、東幹久）
1999年　「ケイゾク」（出演：中谷美紀、渡部篤郎）
1999年　「L×I×V×E」（出演：今井絵理子、藤原竜也）
2000年　「Beautiful Life ふたりでいた日々」（出演：木村拓哉、常盤貴子）
2000年　「QUIZ」（出演：財前直見、内藤剛志）
2000年　「真夏のメリークリスマス」（出演：竹野内豊、中谷美紀）
2001年　「Love Story」（出演：中山美穂、豊川悦司）
2001年　「ハンドク!!!」（出演：長瀬智也、内山理名）
2002年　「First Love」（出演：渡部篤郎、深田恭子）
2002年　「愛なんていらねえよ、夏」（出演：渡部篤郎、広末涼子）
2002年　「GOOD LUCK!!」（出演：木村拓哉、柴咲コウ）
2004年　「オレンジデイズ」（出演：妻夫木聡、柴咲コウ）

ほかにもいくつか作品があるなりが、ヒット作＆話題作はこんなところなりか。TBSを代表する作品がゴロゴロと並んでいるところからも、植田プロデューサーはヒットメーカーと呼んでも間違いでは無いなりね。

コ○助も植田プロデューサーが携わってきた作品には好きな作品が多いので、今回の「輪舞曲（ロンド）」も期待したいところなりが、やはり懸念となるのは韓国を前面に押し出し過ぎていること。植田プロデューサーは「韓流ドラマとはまったく違う作品にしたい。記録的な数字を目指す」（スポーツニッポンより）と豪語しているようなりが、果たして視聴者の反応は如何に。また続報があれば、お伝えしていくことにするなり。