英国の夫婦、結婚80周年を迎える。

2005/06/01 12:21 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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実は来月の始めに結婚10年目を迎えるウォール夫婦。友人や家族から

「あんた相手に、(ダンナが)よく我慢したねぇ」

と「お祝い」の言葉を頂いている今日この頃でございます。同じせりふでもダンナに対しては「同情」だったりするワケですが。まあ、細かいことは気にしないでおきましょう。

しかし世の中にはウォール家の10年なんかより長く結婚生活を送っている夫婦が、それこそ山ほどいるわけで。10年目が錫(すず)婚式なら、25年目が銀婚式、50年目が金婚式……といろいろお祝いの名称がありますよね。これって欧米から伝わったらしいですが、1年目の紙婚式から60年目(一説によると75年目の場合も)のダイヤモンド婚式まで、ずらりとあるそう。ちなみに結婚8年目は「電化製品」婚式なんだそうで。知らなかったー。記念に炊飯ジャーでも買ってもらえば良かった……。

ところでこのダイヤモンド婚よりもさらに長期の結婚生活を送る夫婦がイギリスにいるそうです。6月1日に結婚記念日を祝うご夫婦、パーシー&フローレンス・アロースミスのご夫婦。なんと結婚したのが80年前の1925年なんだとか。二人揃って長寿でパーシーさんが105歳、奥さんのフローレンスさんが100歳です。

しかし長生きなだけでなく、これだけの長い結婚生活を維持してきたお2人。何か秘訣があるに違いない。ということでフローレンスさんが言うことには、1杯のウイスキーと、シェリー酒と、そしてちゃんと「ごめんなさい」を言い合うこと、なんだそう。なんでも彼女はランチと夕食にお酒を欠かさず、これがストレス解消になっているとか……。

何はともあれ、3人の子供、6人の孫、そして9人のひ孫に囲まれて盛大な結婚記念日をお祝いする予定のアロースミスご夫婦。まだまだ2人にはお元気でいてほしいですね。

……にしても80周年記念って「何」婚式になるんでしょ?

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