4GBのHDDを搭載したPalm OS機「LifeDrive」発表。

2005/05/20 16:57 Written by コ○助

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ソニーが「CLIE」事業から撤退したことにより、日本での灯火が消えてしまったPalm OS搭載機なりが、海の向こうのアメリカではまだまだ元気。palmOneから従来のハンドヘルドやスマートフォンとは違ったカテゴリーの「LifeDrive Mobile Manager」なる製品が発表されたなりよ。

「LifeDrive」は4GBのマイクロドライブを搭載することで、モバイル環境でもデジタルコンテンツを楽しむことができるデバイス。パソコンで扱うデータをスムーズに持ち運び、閲覧・実行することを目的としているなりね。簡単にスペックをまとめておくと。

・CPUにはIntelの416MHz XScaleプロセッサを搭載。
・4GBのマイクロドライブを搭載。
・外部メモリはSD、SDIO、MultiMediaCard。
・65,000色表示可能なTFTカラー液晶搭載、解像度は320×480ピクセル。
・OSはPalm OS 5.4。
・Word、Excel、PowerPoint、PDFの再生に対応。
・Wi-Fi(802.11b)、Bluetoothによる無線通信に対応。
・価格は499ドル。

キーボードや携帯電話機能などは省かれているなりが、価格と機能のバランスがなかなか良さそうな製品なりよ。同じ4GBの日立製マイクロドライブを搭載したシャープの「Zaurus SL-C3000」と比べても安いし(Amazon.co.jpでは73,800円+7,500円分ギフト券還元)、日本で発売されたら多くのPalmユーザーが食い付きそうな製品なりね。まあずいぶん前に日本市場から撤退してしまったpalmOneなので、「LifeDrive」が日本で発売される可能性は万に一つも無いわけなりが(笑)。

でも、どうしても欲しいという人は、Vis-a-Visなどが提供している輸入販売を利用するのも手なりね。早速予約を受け付けているなりが、輸入のための手数料なども加算されて、販売価格は62,800円。しかも、現在のところこれを日本語化する手段がないため、英語での利用を覚悟しなくてはいけないという、相当ハードルの高い商品なりが、それでもPalm OSを搭載した新しいデバイスを欲する人はチャレンジしてみても良いのではないかと。

コ○助をはじめPalm OS搭載機が欲しいと思っているユーザーは日本にはまだまだたくさんいるだけに、こうした海の向こうの新製品を見ると、もう一度日本にPalm OSの文化が花開く日が来ることを願って止まないなり。

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