ボーダフォン、形状が変わる「着ぐるみケータイ」発表。

2005/05/19 20:12 Written by コ○助

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NTTドコモやauに比べると個性的な端末があまり投入されていないため、ユーザーからの不満が募っているボーダフォンなりが、夏モデルとして「個性」を前面に押し出した東芝製の「V501T」とシャープ製の「V501SH」が発表されたなり。ただ、これらの端末。個性的には違いないなりが、かなり賛否の分かれそうなデザインとなっているなりね。

「V501T」は「着ぐるみケータイ」と名前が付けられた一風変わった端末。折りたたみタイプの端末の外側にフィット感のあるシリコン素材を使用した立体的な「着ぐるみカバー」を装着することで、「まったく別のカタチに変身させる」(プレスリリースより)というコンセプトなりよ。「着ぐるみカバー」は全部で12種類(グミ、ブル、タイヤ、波、チーズ、吸盤、マーメイド、恐竜の卵、芝、タイル、ソーダ、ポリゴン)用意されているなりが、色やデザインだけでなく、カバーに凹凸を付けることで立体感を出しているなりね。

「着ぐるみカバー」の写真を見る限りでは、ブルを除く11種類のカバーに関しては「まったく別のカタチ」というのは言い過ぎな感も。ただ、ブルのカバーだけは、端末から角や手足が伸びているので、確かに「まったく別のカタチ」と言えるかもしれないなり。まあ、その角や手足は本当に必要なのか、と問われたらそれもまた微妙な気もするなりが……。

もうひとつのシャープ製の「V501SH」は素材感の異なる14種類の「テクスチャーパネル」(ブラッククロコダイル、レッドクロコダイル、ターコイズストーン、ホワイトストーン、カーボン、フロスティッドブルー、フロスティッドピンク、メタル、ブラックフレーム、ホワイトフレーム、ダークウッド、ベージュストーン、ブラック、ホワイト)を用いて、端末表面の感触を全く異なるものに着せ替えることができる端末。レザーや大理石、磨りガラスといった従来の携帯電話の素材としては用いられていない感触を楽しむことができるなりね。

両端末ともまだ開発途中ということで、残念ながら詳細なスペックは明かされていないなり。なぜ、スペックや機能が定まっていないこのタイミングで中途半端な発表をしたのかは定かではないなりが、「着ぐるみケータイ」のコンセプトともども、やはりボーダフォンの迷走ぶりが浮き彫りになっているのかなぁ、という印象を受けてしまうなりよ。着せ替えで「個性」を出すのは良いとしても、なにか方向性が間違っているような気がするなりね。ちょっと心配なり。

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