SCEI、次世代機「プレイステーション 3」を正式発表。

2005/05/17 11:12 Written by コ○助

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マイクロソフトの「Xbox 360」に続いてSCEIから次世代機「プレイステーション 3」が正式発表されたなり。「Electronics Entertainment Expo(E3)」に先駆けて開催された「Sony Computer Entertainment America」のカンファレンスでそのベールを脱いだなりが、その姿は美しい曲線を持つソニーらしいデザイン。「Xbox 360」に比べると厚みはなさそうではあるものの、縦横の大きさはそう大差ないようにも見えるなり。E3には実機ではなくプロトタイプが展示される予定。発売時期は来年春と、当初予想されていた「今冬」からは若干ズレるなりが、これから発売が待ち遠しい1年間となりそうなりね。

それでは発表された「プレイステーション 3」のスペックや特徴をまとめておくと。

・メディアにはブルーレイディスクを採用。
・ドライブはスロットイン方式を採用。
・CPUにはソニー、IBM、東芝共同開発の「Cell」を搭載。
・NVIDIAのグラフィックチップ、RumbusのXDRメモリを搭載。
・2.5インチのHDDスロットを搭載。
・USBポートは前面に4つ、背面に2つ搭載。
・メモリースティック、SDカード、コンパクトフラッシュスロットを搭載。
・Ethernetポート×3(10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T)搭載。
・IEEE 802.11 b/g方式の無線LANに対応。
・Bluetooth 2.0搭載。
・プレステ、プレステ2と互換。
・本体色はブラック、ホワイト、シルバーの3色。
・2006年春発売予定。

とにかく機能が豊富すぎて何から見ていけば迷ってしまうなりが(笑)。ブルーレイディスクを採用することはすでに発表されていたことなりが、これに関しては東芝などが推進する次世代DVD「HD DVD」との規格統一交渉の行方如何によっては若干の修正が入る可能性も。まあ交渉は難航しているようなので、そのままブルーレイディスクで行くことも十分有り得そうなりか。

「プレイステーション 3」は通信周りが強化されているのも特徴なりね。具体的にはコントローラと本体の接続にBluetoothを使い(USB2.0での接続も可能)、PSPとの連携には無線LANを用いるようなりよ。

メモリースティックが使えるのはソニー製品なので当然としても、SDカードやコンパクトフラッシュをサポートしたのは意外な感じ。これは恐らくデジカメや音楽プレーヤーといったデジタル機器をすべて「プレイステーション 3」にコネクトさせるための戦略なのだと思うなりが、いまやSDカードが勢力を強めているだけに、賢明な判断と言えそうなりね。

ブルーレイディスクドライブの価格などが見えないので、実際にどの程度の価格で投入されるのかは予測が難しいなりが、やはりプレステ2が最初に発売されたときの価格の39,800円あたりがゲーム機として購入できるギリギリの価格なりかねぇ。いずれにしても「Xbox 360」や「レボリューション」との兼ね合いもあるので、しばらくは価格は発表されなそうなりが、4万円以下の価格になることに期待したいものなり。

☆現在判明している「プレイステーション 3」向けソフト
「FINAL FANTAXY XII RETURN TO IVALICCE」(スクウェア・エニックス)
「Fifth Phantom Saga(仮)」(セガ)
「Devil May Cry 4」(カプコン)
「EYEdentify Voice Recognition Game」(SCEI)
「鉄拳(仮)」(ナムコ)
「Killzone」(Guerilla)
「仁王」(コーエー)
「メタル・ギア・ソリッド4」(コナミ)
「Mobile Suit Gundam: Gundam World」(バンダイ)

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