映画｢ブリジット・ジョーンズの日記｣シリーズで、2度も激太りの役作りをした、気合の女優レニー･ゼルウィガー。なんと彼女が数日前に電撃結婚していたというニュースが飛び込んできました。なんでもバケーション先の島で15分ほどの簡単な式を挙げたとかで、彼女の広報担当者が発表しました。

相手はホンの数週間前にゼルウェガーとの交際が発覚したカントリー歌手のケニー・チェズニー。なんでも昨年の暮れに起きたスマトラ沖地震のチャリティー･イベントで出会ったのがきっかけなんだそうで。ちなみに交際発覚の場所は、チェズニーのコンサート会場だったとか。ゼルウェガーがショーの最中に突然、ステージにマティーニのグラスをもって現われ、2人は観客の前でキスを交わしたそう。そりゃまた粋な公表の仕方ですわな。

チェズニーのことを初めて知った方のために軽く紹介しますと、彼はカントリー･ミュージック業界で今最も人気のある男性歌手の1人。1968年にテネシー州で生まれ、子供の頃からポップスとカントリーに親しんでいました。そして大学在学中にブルーグラス系バンドで活躍。卒業後にデビューし、その後4-5年はあまりぱっとしなかったのですが、1995年ごろからしだいにブレイクし始めます。

そして2002年に発表したアルバムが初登場で、ビルボードのカントリー/ポップ両チャートでNo.1に輝き、その人気が不動のものとなりました。定評があるのがバラード調の曲であり、しかもシンプルな歌詞が｢となりの兄貴｣的な親しみを呼んでいるそうです。日本ではまだまだチェズニーの知名度は、カントリー音楽ファン層を除いて高くはないようですが、音楽ジャーナリストの森井嘉浩氏によるコラムではチェズニーの最新アルバム紹介や、彼のプロフィールなどが詳しく掲載されているので、ご興味のある方はぜひぜひチェックを。

しかしゼルウェガーが今までに付き合った男性にはミュージシャンが多いですね。チェズニーの前はダミアン･ライスというアイルランド人歌手、そのまた前がザ･ホワイト･ストライプスというデュオの片割れ……と、ジャンルは違うが連続で全員ミュージシャン。そんなに音楽家が好きなのかと（笑）。

ところでゼルウェガーもチェズニーも、お互いこれがはじめての結婚。しかしゼルウェガーは以前ジム･キャリーと婚約してその後それを破棄し、チェズニーも結婚式直前にドタキャンの経験あり。それなのに今回は付き合ってまだ数ヶ月で結婚してしまうとは……。良いんですかね。まあ私にゃ関係ないか、と(笑)。

ってことで締めくくりはお約束の一言。｢末永くお幸せに｣