昭和の名ゲーム「野球盤」、復刻版発売で人気が再燃。

2005/05/08 08:20 Written by コ○助

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一方が投げ、もう一方が打つ。そんな単純な対戦ゲームながら、昭和の時代に多くの子どもを虜にした「野球盤」。昭和51年生まれのコ○助も当然「野球盤」で育った世代なりが、一時はテレビゲームに押されて売上が低迷していた「野球盤」が、最近になって復活の兆しを見せているなりよ。

人気再燃の火付け役となったのは、昨年3月に発売された「野球盤スタンダード」。本体の色づかいやパッケージを昭和49年当時のモデルをイメージして「復刻」したところ、30代〜40代の「子どもの頃に『野球盤』に熱中した層」が飛びつき、あれよあれよと20万台を超えるヒット商品になったなりね。東京・銀座の博品館では「懐かしがって買っていったり、お子さんと楽しむといって買っていかれるお父さんも多い」と、その売れ行きを説明しているなり。

現在の玩具業界は一大昭和回帰ブームで、「野球盤」のほかにも「スペースワープ5000」や「ルービックキューブ」、「黒ひげ危機一発」などが復刻され、いずれも堅調な売れ行きを見せているようなりよ。コ○助も昭和世代に育った人間として、次から次へと復刻される名ゲームの数々が欲しくて仕方ないなりね(笑)。どれも価格がそれほど高くない点も、物欲を刺激してくれるなり。

話を戻して「野球盤」。昭和回帰ブームに乗るカタチで、今年6月にエポックが投入する「野球盤」の新商品が「野球盤DX」なり。発売以来初めて、立体感のある選手人形が動く「アクションフィギュアシステム」を採用。コナミの人気野球ゲーム「パワフルプロ野球」シリーズ風のキャラクター選手人形が投げる、打つといった動作をしてくれるなりね。また、「守備位置変更機能」が備わり、打球の行方を予想しながら守備の選手の位置を微妙に移動させることもできるなりよ。これまでの「野球盤」に比べると、グッと戦略的な守備をすることができるなりね。

もちろん従来品と同じく、変化球機能や定番の「消える魔球」も健在。パッと見はアクションフィギュアのおかげでこれまでの「野球盤」とは若干異なるゲームのようにも見えるなりが、ゲーム性自体は同じスタイルなので、安心して遊ぶことができるなりよ。友だちと遊ぶも良し。子どもと遊ぶも良し。テレビゲームもほどほどに、たまには「野球盤」のようなアナログなゲームもぜひ楽しんで下さいなり。

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