｢おかーさん、らいしゅうは TV TURN-OFF WEEK だからねっ｣

キンダーガーテンに通う長女が、クラスメートから聞いてきたらしく教えてくれました。なんでも学校全体でこの｢テレビをつけない週間｣にチャレンジするのだそうです。これはワシントン DC に本部を置く "TV TURN-OFF NETWORK" が広げている運動で、今年で11年目を迎えます。アメリカのみならず、日本を含む80ヶ国の団体が参加しているそうなので、ご存知の方も多いかもしれません。今年は米国内だけでも、800万世帯が参加するそうです。

この運動の趣旨は、1年に1週間ぐらいはテレビを観る時間を無くして、その分本を読んだり、家族で話し合ったりしませんか？と言うことらしいです。特に小学生以下の子供のいる家庭に対して推奨しています。テレビのみならず、ビデオゲーム、インターネットも｢観ない｣対象になるとかで……。

で、この話を娘が夕飯の時にダンナにしたところ。

｢いいかい、娘よ。この世の中にはね、テレビがあんまり好きじゃない人達もいるかもしれない。だけど、お父さんはテレビが大好きなんだよ〜っ｣

とまじめな顔をして説明を始めてしまい……。普通子供がテレビを観たがっているのを、親がやめさせる図式なんですが、我が家はどうやらダンナが駄々をこねる立場だったらしいです。

｢じゃあ、ダディー。わたしたちの おうちは テレビ けさないの？｣
｢うん、消さない｣
｢えぇー！？｣

長女は良かれと思って学校から習ってきたことを、そりゃあ嬉々として話していたのに、父親からさっくり否定されてしまい大ショック。その後、娘は泣き出すわ、ダンナは私に説教されるわで大変でございました。ということで、果たしてウォール家では実行されるかどうかわからない "TV TURN-OFF WEEK" ですが、たまにはテレビから離れた生活も良いかな、と思う方はぜひお試し下さいませ。

……しかしネットから1週間も離れたら、ウォール真木はここの更新が出来ませんがな（笑）。