富士通の32型とNECの26型、液晶一体型パソコンレビュー。

2005/04/21 16:08 Written by コ○助

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今月はパソコンメーカー各社から「夏モデル」が次々と発表されているなりが、今年の「夏モデル」の中で異彩を放っているのが大型の液晶ディスプレイが一体型になった製品。特に富士通の「FMV-DESKPOWER TX90L/D」(40万円前後)は、パソコンでは最大の32型ワイド液晶を搭載という、テレビが主なのか、パソコンが主なのか分からないような製品が登場しているなりね。32型には劣るものの、NECからも26型の大型液晶ディスプレイの一体型「VALUESTAR W」シリーズ(25〜30万円前後)が発表され、市場に強いインパクトを与えているなりよ。

価格が高いこともあって決して売れ線になるような製品では無いなりが、メーカーとしては「大型液晶テレビ+HDDレコーダ+パソコンを1台で」という考え方なりよ。なにも全部を詰め込まなくても良いような気もするなりが、今後のディスプレイ一体型パソコンが大画面化に向かうのかどうかを占う意味で、どの程度ニーズがあるのか注目したいモデルでもあるなりね。

そんな「FMV-DESKPOWER TX90L/D」と「VALUESTAR W」シリーズのレビュー記事が、デジタルARENAとインプレスに出ているなりよ。「『高値』の花だけど気にはなる」という人も多いと思うので、どのような製品なのかを見ておくことにするなり。

[FMV-DESKPOWER TX90L/D](デジタルARENA
「地上・BS・110度CSデジタル放送チューナーを搭載し、パソコンでは初めてハイビジョンでの視聴録画に対応したのが特徴だ」
「地上アナログ放送チューナーも2基搭載し、ダブル録画も可能。まさに最強のテレビパソコンといえるものだ」
「FMV-DESKPOWER TX90L/Dを見て、最初に感じたのはとにかく大きいということ」
「実売価格は39万9800円と、ハイビジョン対応の32型液晶テレビとハイビジョン対応のレコーダーを組み合わせるよりも、価格面ではお買い得に感じる。アナログ放送とデジタル放送を合わせて最大3番組同時録画ができることを考えればなおさらだ」

[VALUESTAR Wシリーズ](インプレス
「HDDの容量は標準で300GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブとなっており、こうした製品としては十分すぎる仕様だと言っていいだろう」
「PCとしての基本性能も十分で、静音性も確保され、操作性も優れている」
「実売価格で30万円を切る価格も、26型の液晶TV+HDDレコーダ+PCの価格としてはお買い得と言えるだろう」

基本的にはどちらの製品も性能的には申し分なく、インターフェースなどもよく作り込まれており、使い勝手の面では優秀な部類に入るようなり。パソコン単体として考えれば双方共に「高い」なりが、「大型の液晶テレビ+HDDレコーダ+パソコン」として考えればコストパフォーマンスが高い、というのがこの手の製品の結論と言えそうなりね。大型液晶テレビもHDDレコーダも持っていなければ、購入してみても良いのかもしれないなり。

これからパソコンを購入しようと検討している人は、ぜひ一度、店頭で大画面の迫力を確認してみて下さいませ。

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