「アメリカに進出したい」楽天の三木谷浩史社長インタビュー。

2005/04/16 16:43 Written by コ○助

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プロ野球参入への効果から、比較的高い年齢層にもそのブランド認知度が飛躍的に高まった楽天。コ○助も祖父母と会話をしているときに、ごくごく普通に「ヤフー、楽天、ライブドア」という言葉が出てくることに驚いてしまうなりが、楽天もライブドアもブランド認知度という意味では、ヤフーの後ろで固まっていた第2グループから一歩抜け出した感じがするなりよね。ポータルサイトでは老舗のgooやエキサイトの存在感が薄くなるほど、強烈なインパクトを与えているなり。

ライブドアに関してはプロ野球参入騒動のあとのニッポン放送株問題で引き続き話題の的となっているなりが、楽天は今のところプロ野球参入後は目立った動きはなし。ニッポン放送株問題では「フジテレビと楽天が結託して……」という報道も一部では見られたなりが、現在のところそのような動きは表面化していないなりね。まあソフトバンクが名乗りを上げて来たので、もう楽天がこの問題に首を突っ込むことは無いと思うなりが。

そんな楽天の三木谷社長が読売新聞のインタビューで、今後の事業展開について語っているなりよ。テレビ局との関わり方などについても触れているので、少し見ておくことにするなりね。

「(テレビ局の買収は)進行形のものはない。複数のテレビ局といろいろなプロジェクトを進めていくのが基本。どこか一社と提携関係を結ぶより、複数とやった方がいい。おいしい所取りした方がいい」
「日本をしっかりした形にしたうえで、アメリカに進出したい。海外に進出する場合は自分自身が行く」
「(プロ野球参入の)効果は有形無形の形で出てきた。日常的に『楽天』が話題に上がり、知名度が非常に向上した。インターネットショッピングとかトラベルとか、金融サービスの面でもプラス効果が大きい」

プロ野球参入による、ほかのサービスへの波及効果はやはり絶大なようなりね。まあ、参入に関する特集などを組まれていなくても、普通にスポーツニュースや新聞で試合結果が報じられるだけでも「楽天」の名前が呼ばれるわけだし、その広告効果がどれだけ大きいのかは想像に難くないなり。ソフトバンクもプロ野球に参入したなりが、すでに幅広い年代に知られていたソフトバンクに比べれば、まだまだ知名度の低かった楽天のほうが、その効果が大きく出ているかもしれないなりね。

昨年から今年にかけて確実に大きくなった楽天やライブドアが、今年下半期から来年にかけて、どのような動きを見せてくれるのか注目したいところなり。

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