本仮屋ユイカは「戦う15歳」役でピンチの朝ドラを救えるか。

2005/04/07 16:54 Written by コ○助

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ドラマ「3年B組金八先生」や「世界の中心で、愛をさけぶ」(いずれもTBS系)、映画「スウィングガールズ」などの話題作に出演し、次代を担う女優候補の一人として早くから注目を集めてきた本仮屋ユイカ。Narinari.comでも何度か取り上げているので、もう聞き飽きたという人も多いかもしれないなりね(笑)。これまでドラマや映画では脇役が中心だったなりが、現在NHKで放送されている朝の連続テレビ小説「ファイト」では1,154人が参加したオーディションを勝ち抜いてヒロインの座を獲得。「ファイト」をステップに、今後の飛躍が期待される女優なりよ。

「ファイト」は3月28日から放送が始まったなりが、初回の視聴率が関東地区で16.9%と、歴代の朝の連続テレビ小説の中で最低の数字を記録。のっけから厳しい戦いを強いられることになっているなりね。ただ、この数字には少し可哀想な面もあって、前クールに放送されていた「わかば」がワースト2位の視聴率だったことを引きずってしまっているとも考えられるなりよ。「ファイト」はまだ始まったばかりなので、今後の展開次第では十分に視聴率を上積みしていくことはできるのではないかと。

このドラマの中の本仮屋ユイカは父親が経営する工場が行き詰まり、一家離散に追い込まれた15歳、高校1年生の役。本仮屋ユイカは実年齢は17歳なりが、童顔なので15歳役でも特に違和感は感じないなりね。演じる木戸優という役は元気ハツラツで何事にもひたむきな健康優良児といったところで、本仮屋ユイカの過去の出演作の中では、個人的には一番ハマり役だと思っているなり。ほかにも制服姿がかわいいとか、いろいろと「ファイト」における本仮屋ユイカの活躍に触れたいところなりが、まあそんなファン視点の話は適当なところで切り上げるとして(笑)。

本仮屋ユイカという非常に珍しい、インパクトのある名前は本名。先祖が薩摩藩の豪族で、「本仮屋」は昔の代官所を指す言葉だったなりね。名字は先祖代々続いてきたものなので良いとしても、ユイカという名前を付けた親も凄いなりよね(笑)。ちなみに妹はリイナという名前で、キッズモデルなどをしていたようなり。姉妹揃ってインパクトがある名前なりねぇ。

話を姉の本仮屋ユイカに戻すなりが、芸能界を目指すきっかけとなったのは小学校3年生のときに紅白歌合戦で歌う安室奈美恵を見たこと。そのためもともと歌手志望だったなりが、親の助言で女優志望に転向。児童劇団を経て現在はスターダストに所属しているなりよ。「幼少から朝ドラの大ファン。高校受験の勉強中、眠くてもうろうとした時にノートの端に『朝ドラヒロイン決定』と書いて自らを奮い立たせ、夢を実現させた」というエピソードが残るほど、かなり根性のある女優なりね。

夢を実現し、「ファイト」のヒロインとなった本仮屋ユイカ。半年の長丁場、これから見せ場もたくさん出てくると思うなりが、本仮屋ユイカの必死な姿が視聴率に反映されるようになって、決して「過去最低視聴率」といった烙印を押されるような作品にはなりませんように……。

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