東芝の片岡秀夫氏が明かす「RD-H1」3時間で完売の波紋。

2005/03/19 04:59 Written by コ○助

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最近この「RD-H1」に関する話題が多いなりが、それだけ注目を集めている製品ということで、もう少しお付き合いを。東芝の直販サイト「Shop1048(ショップトウシバ)」で予約受付を開始した3月9日に、4月上旬発送分の1,000台と4月下旬発送分の1,700台の計2,700台が完売。追加予約を受け付けた3月14日には用意した250台が10分で完売と、「RD-H1」はこれまで2,950台がアッという間にさばけてしまっているなりね。現在は予約自体を受け付けておらず、販売ページには「現在、予約は受け付けておりません。次回の入荷予定が決まり次第、改めて予約を再開いたします」と書かれており、4月中旬頃に販売を再開(5月下旬発送)するとだけあるなり。

これまでも何度か「RD-H1」に関する記事をご紹介しているなりが、東芝デジタルAV事業部DAV商品企画部の片岡秀夫氏がこの人気に対する率直な感想と、今後の販売戦略などについて語ったインタビュー記事がデジタルARENAに掲載されているなり。先日ご紹介したITmediaのインタビュー記事とも少し違う内容なので、簡単に見ておくことにするなりね。

「ここまで売れるとは、とても予想できなかったので、ご購入いただけなかった皆さんには、ご不便をおかけして申し訳なく思っています」
「個人的にはいけるだろうと思ったのですが、会社としてのリスクを考えると初期ロットは1000台用意するのが精一杯でした」
「(社内では)実際、これほど急ピッチでさばけるとは予想していませんでした。まさにうれしい誤算です」
「(4月上旬の予約では)正確な数字は未定ですが、1000台以上は確保するつもりです」
「RD-H1はあくまでもテスト商品ですから、店頭モデルほど長期間発売することはないと思います」

片岡氏は個人的には売れるという確信を持って商品化に取り組んでいたようなりが、これまで東芝は「DVDとHDDの組み合わせこそが東芝の製品」という売り方をしてきたため、社内的には微妙な空気もあったようなりよ。そのため、大した宣伝もせず、販路も直販サイトに限定しているのにこれだけの反響があったということは、大きな驚きを持って受け止められているようなりね。

「RD-H1」はあくまでもテスト商品ということなので、今後東芝がRDシリーズのラインアップに追加していくのかどうかは不透明。250GBのHDDを搭載して31,999円という破格の値段に魅力を感じるならば、とりあえず手に入るうちに手に入れておくのが良い選択なりよね。4月上旬の予約受付台数は1,000台程度の予定。また争奪戦になりそうなりが、予約受付開始日は「Shop1048」で随時告知されていくようなので、欲しい人はチェックをお忘れなく。

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