香港出身のタレント・チューヤンが芸能界を引退。

2005/02/25 13:36 Written by コ○助

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日本テレビ系バラエティ番組「進ぬ!電波少年」で人気となり、番組終了後もタレントや俳優として活動していたチューヤンなりが、残念ながら芸能界を引退し、故郷の香港へ帰国することになったようなり。テレビ朝日系の「スーパーモーニング」で梨元勝リポーターがチューヤンを直撃したなりが、そこで語られた帰国の理由は「父親の体調が良くないので、そばにいてあげたいと思った」。心優しいチューヤンらしい選択といった感じなりね。

チューヤンが日本のテレビに登場したのは、1998年のこと。「電波少年」の企画「アフリカ・ヨーロッパ縦断ヒッチハイク」に、伊藤高史のパートナーとして突然現れたのがチューヤンだったなりね。最初に出てきたときには香港のお坊ちゃんといった感じで、とても貧乏旅行をこなしていけるようには見えなかったなりが、旅を通して徐々に「成長」していくチューヤンの姿に心打たれた人も多いと思うなり。この企画の最後のほうには、すっかり「良い人」のイメージのチューヤンがいたなりよね。

この企画が大成功したことで、チューヤンはその後も「電波少年」絡みの仕事を中心に活動を展開。「電波少年」や、そこから派生した番組「雷波少年」の司会を務めたり、真中瞳と共に80日間世界一周旅行に出たこともあったなり。また、ビビアン・スーと共にDDIポケット(当時)のCMに出演したり、住友生命のCMでは松嶋菜々子と共演していたことも。ちょうど貧乏旅行から帰国した1999年頃が最も活躍していた時期だったなりね。

その後、チューヤンの仕事は徐々に減少していったなりが、「電波少年」終了によってすっかりその姿を見る機会も無くなってしまったなり。厳密にはコンスタントにバラエティ番組などへのゲスト出演を続けてきたようなりが、決まった番組にレギュラー出演するまでは至らず、たまに見かけては「お、チューヤン久しぶり」と思う程度だったなりよね。

チューヤンは香港に帰国するにあたり、所属事務所の公式ページに最後のメッセージを残しているなりよ。どのようなメッセージなのか見ておくと。

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Dear皆さん

突然ですが、僕は母国香港に帰る事になりました。
98年に朋友の旅を始めて、そして日本に来ました!
時間早いなぁ、あっという間だね。日本に来て6年たっちゃったよ!
日本語をまったく喋れないから、立派なうるさい奴になって…本当におもろかった!
正直、日本で仕事する事が、昔は想像した事もなかった。
奇跡みたいなChanceと出会って、
そして、日本で色々な事やった。
沢山人にお世話なりました!
マジで有難う!感謝感謝やで!
皆さん応援してくれて、ホンマ有難う!

これから、香港で自分の新しい人生、頑張るよ!!
見守ってくださいなぁ!
僕にとって、日本は僕の第二母国ですから、
勿論今後も日本に遊びに来るから、
もし道に僕を見たら、声掛けてくださいねぇ!
日本、やっばい愛してるよ!!

Chiu Yan(チューヤン)より
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このカタコトな感じがまたチューヤンらしいなりよね。日本から居なくなってしまうと思ったら、やっぱり寂しいもの。「電波少年」は一大ムーブメントを起こしたものの、当時の出演者の多くは消えてしまっているだけに、チューヤンには頑張って欲しかったなりよ。まあ事情が事情なので仕方がないなりが、香港に戻って新しい人生で成功を収めて、またその笑顔を日本に届けて欲しいなりね。

ちなみに、引退を発表した後というのも変な感じなりが、チューヤン最後の出演番組は27日に放送されるテレビ東京系の「田舎に泊まろう」という番組なりよ。チューヤンを記憶に留めておくという意味でも、見ておきたいところなり。

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