米ソニー、手ぶれ補正付き光学12倍ズームデジカメを発表。

2005/02/21 21:52 Written by コ○助

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手ぶれ補正と高倍率ズームを武器にシェアを伸ばし、今やデジカメの人気メーカーとなった松下電器に対し、どちらの機能でも後手に回り、シェアを落としているソニー。そんなソニーも面目躍如と言わんばかりに手ぶれ補正付き光学12倍ズームデジカメを発表。アメリカで6月から発売されることになったなり。日本市場に投入されるのか、されるとしたらいつ頃になるのかはまだ未定なりが、なかなか期待が持てそうな製品なりよ。

発表されたのは「Cyber-shot DSC-H1」。アメリカで開催されている写真関連の見本市「PMA 2005」で発表されたなりが、まずはそのスペックをまとめてみると。

・有効510万画素CCDを搭載
・光学12倍ズームを搭載
・光学式手ブレ補正機構を採用
・2.5インチの液晶モニタを搭載
・メモリースティックProスロットに加え32MBのメモリを内蔵
・35mm判換算での焦点距離は36〜432mm、開放F値はF2.8〜3.7
・価格は500ドル(約53,000円)

直接の競合機種となる、先日発表されたばかりの松下電器産業の新機種「LUMIX DMC-FZ5」(シルバーブラック)のスペックも見ておくと。

・有効500万画素CCDを搭載
・光学12倍ズームを搭載
・光学式手ブレ補正機構を採用
・1.8インチの液晶モニタを搭載
・SDメモリーカード/MMCスロット
・35mm判換算での焦点距離は36〜432mm、開放F値はF2.8〜3.3
・価格は55,000円前後(Amazon.co.jpなら51,516円+7,500分ギフト券還元ブラックも同様

「Cyber-shot DSC-H1」と「LUMIX DMC-FZ5」はほぼ同じようなスペックなりが、2.5インチと大型の液晶を搭載し、内蔵メモリも積んでいて価格差が無い「Cyber-shot DSC-H1」のほうにやや分がある感じなりか。デザイン的にもL字型のクセのないボディなので、広く受け入れられそうなりよ。ソニーの本気度が伝わってくる製品なりね。

これまで手ぶれ補正が付いた高倍率ズームが付いたデジカメはほぼ松下電器産業の独壇場の様相を呈していたなりが、ソニーの本格参戦で再びシェアが変わってくる可能性は十分有りそう。日本での正式発表が楽しみな製品なり。

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