フジテレビ系ドラマ「大奥〜第一章〜」が特番で復活。

2005/02/16 16:28 Written by コ○助

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昨年10月から12月にかけての秋ドラマとして放送され、平均視聴率17.5%、最高視聴率20.3%(最終回)を記録した時代劇「大奥〜第一章〜」。コ○助も毎週楽しみに見ていたなりが、一部「脚色しすぎだろう」と思うところもあったものの、そこはシリアスな時代劇とはまたちょっと違う作品なりからね。コメディ要素も満載で、時代劇ということを忘れさせてくれる演出と、全編に渡って松下由樹の鬼気迫る演技が素晴らしい作品だったなりよ。

さて、そんな「大奥〜第一章〜」が4月8日に2時間半の特番で復活することが明らかとなったなり。主人公の松下由樹演じる春日局は最終回で他界してしまったため、特番ではそこから8年後という設定。松下由樹は回想シーンに登場し、瀬戸朝香(お万)、西島秀俊(徳川家光)、星野真里(お玉)、木村多江(孝子)らほかの出演者はほぼ同じ布陣で臨むなりね。

特番では回想シーンを中心に、春日局の死後に大奥総取締に就任したお万中心のストーリーになるようで、テーマとしては「徳川家光の死」が描かれるようなり。保原賢一郎プロデューサーは「『家光のための大奥』の事実上の終焉を描きます。連続版のスケールを超えるセットに、迫真の火事のシーン。スペシャル版にふさわしい豪華版です」と、煌びやかな衣装と豪華なセットも話題となった連続ドラマ版を凌ぐ内容になると豪語しているなりね。

個人的には、「大奥〜第一章〜」の裏主役的な設定だった星野真里(お玉)が、8年の月日を経てどのように成長しているのかが気になるところ。史実ではお玉は五代将軍の綱吉を生み、79歳で没するまでに大奥で権勢を振るっていた重要人物なりよ。この時代の出世物語として後世まで語られ、「玉の輿にのる」の語源となった人物と言われているだけに、「大奥〜第一章〜」から8年後にどこまで出世しているのかにも注目したいなりね。

最近は連続ドラマ終了後に特番として続編が制作されるパターンは珍しくなくなってきたなりが、「大奥〜第一章〜」の続き、早く見たいなりね。「春ドラマ」が始まる前の改編期に、楽しみがひとつ増えたなり。

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