憩いの喫茶店「談話室 滝沢」が3月で全店閉鎖へ。

2005/02/12 14:29 Written by コ○助

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公式のリリースが出ているわけではないなりが、先月中旬あたりからネット上で話題となっている「談話室 滝沢」閉店の噂。愛用者の一人であるコ○助もずっと気になっていたなりが、どうやら本当に3月末で全店を閉鎖してしまうようなりよ。コ○助は大学時代に初めて「談話室 滝沢」ワールドに足を踏み入れて以来、何かあると利用してきた思い入れ深い喫茶店だけに、閉店は寂しくて仕方ないなりね。

実は、過去にNarinari.comでも「談話室 滝沢」について触れたことがあるなりが、2002年2月9日に、こんなことを書いているなり。

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「談話室 滝沢」はご存知なりか? 東京に数店舗展開している喫茶店、いや談話室なりが、その名前は知っていても実際に行ったことがないという人は案外多いかもしれないなりね。コ○助は大学生の頃、結構お堅いサークルの責任者をしていたことがあったので、企業担当者と打ち合わせなどをするときに「談話室 滝沢」をよく利用し、その味わいを覚えてしまったなり(笑)。

「談話室 滝沢」の特徴はなんといっても「長居が公然とできる喫茶店、いや談話室」ということ。しつこく「喫茶店、いや談話室」と言い続けるのは、あくまで基本は喫茶店なりが、普通の喫茶店とは心配りが違うのでやっぱり談話室と呼ぶのが適当なのかなぁ、というコ○助の迷いだと思って下さいなり。

「談話室 滝沢」に入ると、まずグレーの地味なスーツを着た女性がお出迎えをしてくれるなり。内装はだいたいどこも純和風。室内なのに、チロチロと水が流れており、樹木が植えられていて雰囲気を演出してくれているなり。メニューはドリンク類は全て1,000円。コーヒー1,000円、ミルク1,000円、クリームソーダ1,000円などなど。えぇ、全て1,000円なり(笑)。でも、恐らくその価格の約7割は場所代なりよ。何時間居てもOK、心ゆくまでくつろぐための場所代。まあ納得できる範囲なり。

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とにかく、その存在すべてが特徴的。メニューの価格が1,000円で統一されていることに一歩引いてしまう人も多いなりが、気が付くとスーツを着た秘書風のお姉さんがサッと緑茶を出してくれる心配りや、店内の雰囲気などを総合的に考えれば、決して高いものでは無いはずなり。

閉店の理由に関して詳しい事情は明かされていないようなりが、どうやら経営不振ということではなく、最近の客質が低下してきていることが大きな理由のようなりよ。「厳禁」と書かれた張り紙がしてあるのに携帯電話を使う人や、宗教の勧誘などに利用されてしまう実状を憂えた経営陣が、「談話室 滝沢」という文化の幕引きを決めたのだとか。コ○助のように、静かに「談話室 滝沢」を楽しんでいた利用者も少なくないだけに、本当に残念な話なり。

3月までまだ少し時間があるので、コ○助もあと何回か行って、その姿を心に刻んでおくなりか。

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