W杯アジア最終予選、「日本×北朝鮮」の視聴率は47.2%。

2005/02/10 16:52 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポーツ紙のみならず、一般紙やテレビのニュース番組、ワイドショーに至るまで、試合前から煽りに煽っていたサッカーW杯アジア最終予選「日本×北朝鮮」。「政治とスポーツは別モノ」ということは分かっていても、普段はサッカーに興味がない人も、否応なく関心を持ってしまう組み合わせだったなりよね。そのため、高い視聴率が出ることは約束されたようなものだったなりが、実際にフタを開けてみたら47.2%という、弩級の視聴率を記録したことが明らかとなったなり。

ビデオリサーチによると今回の47.2%という視聴率は、サッカー中継としては歴代12位の記録。W杯本大会の視聴率を除けば、「ドーハの悲劇」こと1993年のW杯予選「日本×イラク」の48.1%、日本が初めてW杯出場を決めた1997年のW杯予選「日本×イラン」の47.9%に次ぐ高視聴率となったなりね。ちなみに、サッカー中継全体の最高視聴率は、2002年の日韓W杯の「日本×ロシア」の66.1%。コ○助も当時中継にかじりついていた記憶があるなりが、66.1%という数字を前にしては、今回の47.2%もちょっとかすんで見えてしまうなりね(笑)。まああの時の盛り上がりようは異常だったので、納得の数字ではあるなりが。

北朝鮮戦の高視聴率には中継を行ったテレビ朝日は「初戦ということで注目され、高視聴率を期待したが、予想以上の数字にびっくり」と大喜びの様子。試合開始3分にいきなり日本が先制してリードする展開で試合が進んだことも、高視聴率のまま推移した要因かもしれないなり。やはり負けている試合よりは、リードしている試合のほうが食い付きが良いのは確かなりからね。

また、試合後半に追いつかれたあと、ロスタイムまで引き分けムードが漂っていたことも、最後まで「勝ってくれ!」と願う視聴者がテレビから離れられなかった可能性は高いなり。まあ要はハラハラさせられる試合展開が、視聴率的には追い風になった、ということなりか。ちなみに、大黒将志選手が決勝弾を入れた直後の瞬間最高視聴率は57.7%。裏番組を完全に喰ってしまった、恐るべき数字なり。

今後の最終予選のスケジュールとしては、3月25日にアウェイでイラン戦、3月30日にホームでバーレーン戦、6月3日にアウェイでバーレーン戦、6月8日にアウェイで北朝鮮戦、8月17日にホームでイラン戦と続くなり。視聴率的に期待できそうなのは、今度はアウェイで行われる6月8日の北朝鮮戦なりか。普段サッカーに興味がない人も、6月の北朝鮮戦でどれくらいの視聴率を叩き出すのか、注目しておいて下さいませ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.