「ドーナッツプラント」が本格的に多店舗展開。

2005/02/07 20:19 Written by コ○助

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昨年5月に日本に上陸した、ニューヨークで評判のドーナッツ店「ドーナッツプラント」。Narinari.comでも上陸直後の様子をレポートしたなりが、その後多くのメディアに取り上げられたことで、この一年弱の間ずっと盛況な状態が続いているようなりよ。コ○助もこれまで何度か店に足を運んできたなりが、常にドーナッツを買い求める客が列をなし、喫茶スペースは満席のことが多かったなりね。恐るべき人気なり。

現在、「ドーナッツプラント」の店舗は東京都内に2店舗。白金台店と丸の内店で、これは昨年5月の時点から変わっていないなりね。ただ、この2店を生産拠点に、高級デリカデッセンの「ディーン・アンド・デルーガ」(丸の内、品川、渋谷)やカフェの「丸の内カフェ ease」に商品を卸しているので、実質的には東京都内の6か所でドーナッツを購入することができるなりよ。また、3月には新たに自由が丘、新宿三越、玉川高島屋に直営店を出店。徐々に店舗網を拡大しているなりね。

「ドーナッツプラント」の勢いはこれで止まるわけではなく、今後はさらなる店舗展開を計画しているようで、東京だけでなく、大都市圏を中心に年間十店舗前後の出店をしていきたい考えのようなり。基本的には生産拠点になる核店舗に、サテライトの店舗を周辺に4〜5店舗展開していくという方式で、出店ペースを加速させるようなりよ。ニューヨークでも直営店舗は1店舗しかなく、あとは食品スーパーなどを中心に約40店舗へ卸すというスタイルで店舗展開しているので、同じようなスタイルを日本に導入することになるなりね。

それにしても、なぜこのドーナッツがこれほど人気なのかいまいちピンと来ない人もいるかと思うなりが、「ドーナッツプラント」が全国展開している「ミスタードーナッツ」と決定的に違うのは、一言でいえば「こだわりのドーナッツ」という売り方をしている点。無添加・無漂白の小麦や有機栽培の砂糖&果物を使うなど素材に徹底的にこだわっているほか、ドーナッツの大きさをCD-ROM大にするなど、特徴を前面に押し出すことでブランドを確立。1個280円という価格ながら、飛ぶように売れているなりね。かく言うコ○助も、レポート作成時には6個もまとめ買いをしてしまったなり(笑)。

味は、語るまでもなく美味しいなりよ。日本のドーナッツというと、すっかり「ミスタードーナッツ」か「ダンキンドーナッツ」(1998年撤退)のイメージが定着してしまったなりが、はっきり言って「ドーナッツプラント」のドーナッツはそれらのドーナッツとは別モノ。どちらが良い、悪いということではなく、同じドーナッツとして並列で考えないほうが良いかもしれないなり。それくらい、「ドーナッツプラント」のドーナッツは強烈な個性があるなりね。

まだ東京にしか店舗が無いなりが、積極的に地方へも店舗展開をしていくようだし、「ミスタードーナッツ」のように全国的に「ドーナッツプラント」の輪が広がっていくと良いなりね。ドーナッツだけに輪。なんつって。

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