すべての講義の出欠をケータイで管理、「代返」は許さず。

2005/02/06 15:06 Written by コ○助

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大学に通っていた人なら、誰でも一度は経験しているであろう「代返」。要は本人が講義に出席せずに、友人などに頼んで出席扱いにしておいてもらうことなりが、振り返ってみると、コ○助もよく「代返」をお願いしていたダメな学生だったなりねぇ(笑)。

出欠の取り方にはいろいろとあって、これはもう各大学、各講義によって千差万別なりが、コ○助が通っていた大学では主に出席表の提出や点呼、あとは出欠ボードが回ってきてそれに名前を記入する、といったものが多かったように思うなり。一番困ったのが出席表にわざわざナンバリングをした上で、教授が大学院生を連れてきて出席者に手渡ししていくという、完全に「代返」ができない仕組みのもの。ナンバーが数百単位で飛んでたりして、決して偽造できないようになっているなりね。この講義には、さすがに毎週出ざるを得なかったなりねぇ。

あと、困ったのは出欠を取るときと取らないときがある講義。普段は出欠を取らないからと油断して欠席したりすると、そういうときに限って出席表が配られたりして不覚を取る、なんてこともよくあったなりよ。抜き打ちだと友人に「代返」を頼むことすらできない場合が多いし……。

それにしても、こうやって書くとコ○助がまるで「どうやって出席にするか」ということに心血を注いでいた相当ダメな学生だったようなりが、実際はそうでは無いなりよ。コ○助は大学時代は巨大なサークルの責任者をやっていたので、毎日のようにあちこちの大学に行ったり、いろいろな企業を訪問したりと忙しく、どうしても講義に出られないことが多かったなりね。敢えて言い訳させてもらうなりよ。サボっていたわけではない、と(笑)。まあ出席率が悪かったことは否めない事実なりが、ほんと、大学時代の友人の協力なしでは、今のコ○助は無いなりね。感謝感謝なり。

とはいえ、大学側としてはこういった不良分子を認めることはできないわけで、あの手この手で「代返」阻止に向けての対策を練っているなりが、青森大学が今年4月から導入する手法は、すべての講義の出欠をケータイで管理するというもの。ケータイを使って出欠管理をする手法自体は目新しいものではないなりが、青森大学はすべての講義で、全学一斉に導入するというのが新しい試みのようなり。

このシステムの仕組みは、「講義中、教員の指示があった時点で、出席している学生が携帯電話から大学の専用サイトにアクセス。教員がその場で告げる数字を入力すれば出席が記録される」というもので、記録受付の時間を数字発表から1分前後と設定することで、外部から不正に記録することができないようになっているというなり。なるほど、確かに1分程度しか無かったら、発表された数字を外部の友人に伝達している暇は無さそうなりよね。

学生にとってはなかなか息苦しそうなシステムなりが、このシステムの導入によって出欠確認に要していた時間を短縮でき、講義の時間が長くなるというメリットもあるなりよ。青森大学の学生はもうサボったりせず、一所懸命勉強に集中して下さいませ(笑)。

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