フィギュアの新星・安藤美姫の商品価値。

2005/02/05 21:35 Written by コ○助

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先日行われた第60回国体冬季大会フィギュア少年女子の部では、全日本選手権2連覇の勢いそのままに圧倒的な強さを見せて優勝。また、会場となった山梨県の小瀬スポーツ公園アイスアリーナにはその姿を一目見ようとファンが殺到し、中に入れない人が数百人も出るほどのフィーバーだったという、まさに人気と実力を兼ね備えた超新星の安藤美姫。1月中旬からは、トヨタ自動車が愛知万博に出展する1人乗りコンセプトビークル「i-unit(アイユニット)」に愛くるしい笑顔で搭乗しているCMがオンエアされるなど、一気に露出が高まってきているなりよね。

昨年はオリンピックイヤーということもあって、プロアマ問わず多くのスポーツ選手がCMに起用されたなりが、そんな数多いるスポーツ選手の中でも安藤美姫の可愛さはピカイチ。今さらその魅力については語るまでも無いとは思うなりが、広告業界でも安藤美姫の「商品価値」はうなぎ上りのようで、すでにスポーツ選手のCM女王の座は「柔道の谷亮子や卓球の福原愛に代わるのは確実」との声も出ているなりね。

まあ長年メディアに露出してきた谷亮子や福原愛と比べたら新鮮味が全然違うし、なによりもアイドルばりのルックスと若さという武器があるなりからね。CM女王の座を手にするのは、もはや当然の流れなりか。今年万博が開催される愛知県の出身ということや、2006年2月に開催されるトリノ五輪の有力候補ということも絶妙なタイミングで、人気の追い風となっているなりよね。

そうそう、現在発売されている「Number」(1月27日発売号)の表紙は高校の制服姿の安藤美姫。この号にはインタビュー記事も掲載されているなりが、話題にするのをすっかり忘れていたなりよ。ちょうど良いので少し見ておくことにするなりね。

「美姫はスケート以外では、家族といるときがいちばん幸せなんです」
「(8歳のときに事故で他界した)父がそばにいて、見守ってくれていることを感じる。オリンピックの舞台に立つ自分を、天国で見ていてもらいたい」
「美姫は才能があったから、ここまで来られたんじゃなくて、ただスケートが好きで、練習も好きだったから伸びたんだと思う」
「美姫、トリノに出たら、次は出ません。18歳で引退します」

話し方にはかなり若さを感じるなりが、そこがまた独特な世界を創り上げていて良いなりよね(笑)。インタビューの中では「引退」についても語っているなりが、以前からオリンピックの結果がどうであれ、五輪の舞台を最後に引退すると公言しているなりよ。本当に引退してしまうのか、それとも引退する覚悟を持って臨むということなのか、真意は分からないなりが、まずはトリノ五輪行きを確実なものにしなければならないなり。

五輪への切符を賭けた戦いが繰り広げられるのは3月のモスクワ世界選手権。世界の女子選手の中でただ一人、安藤美姫だけができる4回転ジャンプを披露して五輪出場を確実なものにするのか。CMなどの活動だけでなく、競技のほうにもぜひご注目下さいませ。

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