井口資仁内野手がホワイトソックスに入団へ。

2005/01/25 08:48 Written by コ○助

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「ダイエーの経営体制が変わったり、球団売却という事態になった場合には自由契約となる」という密約を交わしていたために、自由契約でのメジャー移籍挑戦という異例の展開となっている井口選手。昨年11月には自由契約となったものの、これまで高年俸やメジャー契約にこだわりを見せていたために条件が合わず、なかなか契約合意まで漕ぎ着けることができなかったなりよね。

一時はヤンキースやレッドソックスが濃厚と伝えられていた時期もあったなりが、いずれも正式なオファーには至らずに今オフの補強を終了。同様に井口選手の獲得に熱心だと伝えられ、唯一正式なオファーを出したホワイトソックスも、球団提示が200万ドル(約2億1,000万円)の1年契約に対し、井口選手側は年俸700万ドル(約7億2,000万円)の3年契約を要求したとされ、交渉は難航。この井口選手の要求額に関しては1年400万ドル(約4億2,000万円)程度を要求していたという話もあるなりが、実際にどちらが正しかったのかは定かでは無いなりね。

ただ、金額面に大きな隔たりがあったことは事実のようで、1月5日にはホワイトソックスのケン・ウィリアムズGMが「我々は努力した。だが、今年はウチのチームに所属することはない」と発言。また、球団側も「我々に対する代理人の敬意が欠けている」とあからさまな不快感を表明するなど、交渉は暗礁に乗り上げたなりね。他球団に積極的な動きが見られなかったことから、井口選手のメジャー移籍自体に暗雲が立ちこめていたなりよ。

そんな状況だったので、井口選手側も1月中旬になっても移籍先が決まらないことに少々の焦りを感じたのか、条件面を大きく下方修正して歩み寄り、最終的にはホワイトソックスとの間で2年460万ドル(約4億7,400万円)+出来高払いで大筋合意に達したというなり。井口選手は昨年の年俸は2億4,000万円だったので、ほぼ同等の金額を手にすることになるなりね。額面的には当初のホワイトソックスの提示額に沿うかたちでの契約となるわけなりか。

井口選手は現在沖縄で自主トレ中なりが、今月中にも渡米して身体検査を受け、その後入団発表と記者会見という流れになるようなり。ホワイトソックスは高津臣吾投手が在籍している球団。投打の中心選手となりうる2人の日本人選手が所属するということで、今季は俄然ホワイトソックスから目が離せなそうなりね。とりあえず、記者会見で井口選手の口からどのような発言が出るか楽しみなり。

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