ソフマップにビックカメラが出資、筆頭株主に。

2005/01/25 02:12 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


都市部を中心に展開するヨドバシカメラやビックカメラ、郊外を中心に展開するコジマやヤマダ電機、そしてジワジワと勢力を伸ばすAmazon.co.jpのようなオンラインショップなど、強豪ひしめき激化の一途をたどる家電量販店業界。上位数社以外は競争に付いていくのがやっとで、経営が芳しくないところも出ているという話はチラホラと耳にするなりが、パソコン販売で勢力を拡大してきたソフマップも、近年は業績が悪化していたようなりよ。

ソフマップは24日に、大幅に下方修正した2005年2月期の連結最終損益予想を発表。当初予想は1億5,000万円の黒字だったなりが、4億9,000万円の赤字に転落する見込みになったというなり。これは中古パソコンの販売は好調ながら、新品パソコンの単価下落が影響して売上が低迷しているためなりね。幅広い商材を扱う量販店とは異なるソフマップは苦戦を強いられていたなり。

そんなソフマップに助け船を出したのがビックカメラ。ソフマップの筆頭株主である丸紅などから発行済み株式の19.8%を取得し、ビックカメラが丸紅を抜いて筆頭株主となるなり。意外な組み合わせのような気もするなりが、今回の資本提携によってビックカメラは中古販売を、ソフマップはパソコン以外の商材を扱うことができるようになるため、双方にとって大きなメリットのある提携となるなりね。

提携によって具体的に何が変わるのかというと、ビックカメラとソフマップが共存している地域では今後店舗ごとの品揃えを見直していくほか、ビックカメラ店頭での中古品買い取り窓口の設置、ソフマップ店頭でのパソコン以外の商材販売(白物家電、カメラ、スポーツ用品、酒、メガネ・コンタクト、時計・宝飾、寝具など)、オリジナル商品の共同開発、人材交流など、単なる資本提携にとどまらず、かなり密な連携を取ることになるようなり。

コ○助もソフマップの中古販売はよく利用するので、今回の資本提携によって買い取り・販売の窓口が増えるのは嬉しい限り。あれ、本当に便利なりよねぇ。コ○助の家を見回しただけでも、ノートパソコン、PDA、デジカメなどなど、ソフマップで中古を購入したものがいくつもあるなりよ。中古とはいえ、新品と変わらないような美品の状態で販売されているものも多いし、ちゃんと保証も付くので故障しても心配ないし。

これまでソフマップの店舗が無かった地域でも中古品販売の恩恵を受けることができるようになりそうなので、ビックカメラとの提携によって展開される新しいサービスに期待したいものなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.