昨年末あたりから流出画像と型番がネットで飛び交っていた「premini-II」。昨年7月に発売され、大絶賛された初代「premini」、初代のコンパクトさをそのままに、デザイン面に多少の変更を加えた2代目「premini-S」と発売されてきての第3弾投入なりが、「premini-II」は従来機種には無かったQVGA液晶やメガピクセルカメラを搭載し、さらに魅力有る端末に仕上がっているなりね。

発表された「premini-II」のスペックを簡単にまとめておくと。

・1.9インチの26万2144色全透過型TFT液晶（QVGA）
・カメラ機能は130万画素CCD
・外部メモリはメモリースティック Duo
・ATRAC3形式の音楽再生機能
・iアプリに対応
・イヤホンマイク端子を搭載
・重量は97グラム（preminiは69グラム）
・サイズは高さ105×幅46×厚さ19.4mm（preminiは高さ90×幅40×厚さ19.8mm）
・本体色はブラック、シルバー、ブラウン

端末の大きさは従来機種よりもほんの少しだけ大きくなったなりが、それでも詰め込まれた機能は飛躍的にアップ。特にカメラ機能やiアプリへの対応は使い勝手を向上させ、ユーザーの不満点を解消する機能なりよね。「premini-II」には「SO506i」という型番が与えられているので、機能的には506iシリーズと同等のもの、それに音楽再生機能を追加したといった感じなり。

コ○助的には、この大きさに2インチ近い液晶を搭載し、QVGAに対応したことが素晴らしいと思うなりよ。従来機種は1.3インチの6万5536色半透過型TFT液晶だったことを考えると、格段に表現力が上がっているなりよね。実用面でも「画面（解像度）が小さすぎてメールやiモードがしにくい」というこも無いだろうし、大きさ、デザイン、スペックと、非常にバランスの取れた端末になっているのではないかと。「premini」もかなり人気を博したなりが、「premini-II」もかなり刺激的な端末なりねぇ。

ちなみに、NTTドコモは「PDCのよいところをまだまだ利用したいユーザーもいる」「シリーズモデル（50xや90xシリーズ）ではカバーしきれない部分を穴埋めして、ユーザー層を拡大するモデル」ということで、「premini」を今後もシリーズ化して展開していくようなり。こういう個性的な端末が継続的に投入されるのは、ほかのキャリアにも刺激を与えるので、市場全体にとっても良いことなりよね。

NTTドコモは先鋭的なデザインの端末を投入できずにユーザーから批判を受けてた時期もあったなりが、「premini」のブランド戦略によって印象も変わってきそう。これからもどんな端末が投入されるのか、楽しみなりね。