クレメンス投手、投手史上最高年俸で現役続行へ。

2005/01/21 20:21 Written by コ○助

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毎年のように引退をほのめかし、昨年末も「99%」の確率で現役を続行する意思がないと公言していたロジャー・クレメンス投手。42歳という年齢ながら、昨年は18勝4敗、防御率2.98と驚異的な成績を残し、7度目のサイ・ヤング賞に輝く活躍を見せていたので引退を惜しむ声が相次いでいたなりよね。一部には「クレメンス投手は引退する気などなく、年俸を釣り上げるための駆け引きに『引退』をほのめかしているだけ」という批判もあるなりが、まあ実際にそうだとしても、この年齢で駆け引きができること自体が凄い選手ということなり。

各紙が報じている内容とこれまでの経緯をまとめると、昨年在籍していたアストロズとクレメンス投手の間で昨年から契約延長交渉が持たれていたなりが、当初球団側は1,350万ドル(約13億9,000万円)の1年契約を提示。一方のクレメンス投手は2,200万ドル(約22億6,000万円)を要求。双方の希望する金額に大きな開きがあったことから、18日にクレメンス投手側から年俸調停の申請が行われていたなり。

その後、両者間で持たれた交渉の結果、昨年までのメジャーリーグ投手最高年俸だったレッドソックス(当時)のペドロ・マルティネス投手の1,750万ドル(約18億4,000万円)を上回る額を保証することで合意に至り、クレメンス投手は今季もアストロズでプレーすることが確実となったなりね。ちなみに、昨年の年俸は475万ドル(約5億円)。これでクレメンス投手は、実績面でも年俸面でも、メジャー最高峰の投手となるわけなり。

昨年日米野球で来日した際には、リップサービスも含めて日本への移籍の可能性を語っていたこともあるなりが、とても日本の球団が手を出せる領域にはいなくなってしまったなりね(笑)。特に楽天が「10億円まで出す」なんて意気込んでいたなりが、そんなレベルでは無くなってしまったなり。

まあ昨年の年俸が安すぎただけで、通算328勝164敗、防御率3.18、最多勝4度、最優秀防御率6度、サイ・ヤング賞7度、MVP1度という輝かしい実績を考えたら、本来は十数億円の年俸を貰っていて当然の選手。メジャーリーグの至宝と言われるほどなりから、これくらいの年俸でないと。

年齢を重ねても、全く衰えを感じさせないクレメンス投手。今季の活躍はもちろんなりが、今後何年プレーを続けるのかも注目なりね。また次のオフにも「引退する」って言い出しそう……(笑)。

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