都内の花粉飛散量、観測史上最大になる恐れ。

2005/01/20 23:23 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


昨年から今春の花粉は酷いことになるという話題はチラホラと出ていたので、Narinari.comでもちょこっとニュースなどで何度かお伝えしてきたなりよね。コ○助の周囲にも花粉症持ちの人は多いので「大変だなぁ」と思いながらそういった話題を取り上げてきたなりが、東京都が20日に発表した「平成17年春のスギ・ヒノキ科花粉飛散予測」によると、どうやら今春は、花粉症持ちの人にとっては本当に過酷なシーズンになりそうな感じなりよ。

発表された「平成17年春のスギ・ヒノキ科花粉飛散予測」は東京都花粉症対策検討委員会によって検討されてきた内容をまとめたものなりが、簡単にポイントをまとめると、東京都における今春の花粉飛散は次のような傾向が見られそうだというなり。

・今春のスギ・ヒノキ科花粉数は観測史上最大になる恐れ(16年春と比べ、最大で30倍を超える予測も)。
・飛散開始日は、昨年(2月19日〜20日)並み。予防対策は飛散開始日の2〜3週間前を目安に。

と、いうことで、昨夏の猛暑のおかげでスギやヒノキの花の芽がスクスクと成長したため、今春の花粉飛散量は観測史上最大になることがほぼ確実視されているというなり。昨年に比べると最大で30倍を超えるという予測も恐ろしいなりよね……。ただ、これは昨年の花粉飛散量が過去3番目の少なさだったこともあるので、30倍という数字に恐れおののくことは無いかもしれないなりが、それでも昨年の花粉飛散量でやられていたという人にとっては戦々恐々の春になりそうなりか。

日本では5人に1人が花粉症と言われているほど、世界的にみても花粉症患者の多い国。これまで花粉症は平気だったという人も、食生活の変化や大気汚染による体への影響、ストレスによる自律神経の乱れなどによって、ある年から突然花粉症になるということも有り得るようなり。コ○助は幸いこれまで花粉症の症状が出たことは一度も無いなりが、数年前に比べて体質はずいぶん変わってきているような気もするし、何かのきっかけで花粉症にならないかと、ビクビクしているなりよ。そのきっかけが、もし今春の段階で訪れてしまったら……。考えるだけでも恐ろしいなり。

東京都は花粉症対策の一環として「花粉症一口メモ」というページを公開、花粉飛散シーズンの生活の仕方を紹介しているなりが、どんな生活をすればある程度の予防になるのか、参考までに見ておくと。

・花粉シーズンに外出する場合は、マスクやメガネをつけ、帽子もかぶるなど、花粉が目や鼻に付かないように注意する。
・帰宅した時には、洋服や髪の毛についた花粉をよく払い落としてから家の中に入り、うがい・手洗い・洗顔をする。
・風の強い日や晴れた日は外出を控える。
・なるべく室内に花粉を入れない。
・花粉飛散の季節の前に風邪を引くと粘膜の上皮が弱くなり、花粉症のときに症状がひどくなることがある。
・お酒の飲みすぎなども鼻づまりを悪化させる可能性がある。

まあ根本的な解決となるような対策、予防法は無いので、基本的には外に出るな、出るなら家に持ち帰るな、というものになるなりね。コ○助のような家に籠もって仕事するタイプの人は、花粉症になりにくいのは当然なりか。しかし、この項目をすべて守っていたら、引き籠もるしか選択肢が残らなそうなりねぇ。

予防対策を始めるのは花粉の飛散が始まる(今年は2月19日頃)よりも2〜3週間前が目安ということなので、毎年花粉症で苦しんでいる人はそろそろ何かご用意を。空気清浄機を用意するも良し、加湿器を準備するも良し(湿度を55%前後にキープすると良いらしい)、掃除用具を強化するも良し。何らかの予防対策をして、苦しいシーズンを乗り切って下さいませ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.