映画「レイクサイド マーダーケース」の薬師丸ひろ子インタビュー。

2005/01/20 21:36 Written by コ○助

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22日から公開される映画「レイクサイド マーダーケース」。まだあまり話題にはなっていないなりが、監督は「Helpless」や「EUREKA」で世界的に高い評価を受けている青山真治監督、原作は「秘密」や「g@me」などでおなじみの東野圭吾、そして役所広司、薬師丸ひろ子、柄本明、鶴見辰吾、杉田かおる、黒田福美、豊川悦司といった豪華キャストが揃った、注目しておきたい作品なりね。

「レイクサイド マーダーケース」の舞台は、名門中学への受験を控えた子どもと、その両親が勉強合宿のために訪れた湖畔の別荘。この別荘で起こった殺人事件、そして事件の隠蔽工作をはかる3家族の駆け引きを描いた作品なりね。キャストの面々を見てもかなりのくせ者揃いなので、見応えのあるやり取りが見られるのではないかと期待しているなりが、このキャストの中でも最重要人物とされている薬師丸ひろ子のインタビュー記事が、Yahoo! ムービーに出ているなり。

「『EUREKA』を見て、青山真治監督とはずっとお仕事をしたいと思っていました」
「映画では、家庭と夫婦関係に多々問題がありながらも、『受験』のために家族が結びついているんですね。『受験』が持つ人を変えてしまう魔力を感じましたね」
「なんでもない普通の人が、ある出来事によって狂っていく。これは日常の中で起こりえる怖さだと思うんです。その怖さを味わってもらえたらと思います」

夫婦関係とお受験、そして殺人事件と、あまり薬師丸ひろ子のインタビュー記事からは映画の全体像が見えて来ないなりが、サスペンスミステリーの色が強い原作に比べ、映画はジャパニーズ・ホラー的な色彩を帯びているというなりよ。人間の狂気を描いた、怖い作品になっているなりね。R-15指定になっていることからも、結構怖そうな感じがするなり。

別荘という密室の設定で、殺人事件が起きて犯人探しが始まる……。こういった設定自体はありがちなものではあるなりが、青山監督は完成披露記者会見の席で「結構自信あります」と豪語していただけに、そうそうありきたりな結末を迎えることは無さそうなりか。過去に映画化された東野圭吾原作の2作品は評判も良かっただけに、「レイクサイド マーダーケース」もどんな作品になっているのか楽しみなりね。

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