KDDI、「着Flash」対応端末など4機種を発表。

2005/01/20 16:12 Written by コ○助

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一昨日あたりからソニー・エリクソン製の新端末「A1404S」の画像がネットに流出し始めていたなりが、その「A1404S」を含む4機種が正式に発表されたなり。4機種というのはやや寂しいラインアップのような気もするなりが、WIN端末が2機種、ハイエンドのA550xシリーズが1機種、エントリーのA140xシリーズが1機種と、バランスは良さそうなりね。

発表された4機種がどのような端末なのか、簡単にスペックなどをまとめておくと。

【W31SA(三洋電機製)】
・auの三洋製端末としては初めてスライド式ボディを採用
・オートフォーカス機能付き133万画素CMOSカメラを搭載
・2.2インチのQVGA液晶を搭載
・FMラジオアンテナを内蔵、録音も可能に(専用イヤホン不要)
・ICレコーダー機能を搭載
・新サービスの「着Flash」に対応
・SD-Audioに対応した音楽再生機能を搭載
・EZ着うたフルに対応
・外部メモリはminiSDカード
・本体色はクールミント、スティルホワイト、ソウルレッド
・2月下旬発売予定

【W31K(京セラ製)】
・タマゴ型ケータイ「A1403K」と同じ「フレンドリーデザイン」を採用
・131万画素CMOSカメラを搭載
・2.4インチのQVGA液晶を搭載
・FMラジオ機能を搭載(専用イヤホンがアンテナを兼ねるため必須)
・メールやEZwebの音声読み上げ機能を搭載
・「でか文字」に対応
・新サービスの「着Flash」に対応
・EZ着うたフルに対応
・外部メモリはminiSDカード
・本体色はコーラルピンク、プレーンホワイト、ハーブグリーン
・3月上旬発売予定

【A5509T(東芝製)】
・「フレンドリーデザイン」を採用
・130万画素CMOSカメラを搭載
・2.4インチのQVGA液晶を搭載
・操作がしやすい大型の「ドームキー」を採用
・セキュリティ機能を強化
・「でか文字」に対応
・本体色はミモザイエロー、リリーホワイト、デイジーブルー
・2月上旬発売予定

【A1404S(ソニー・エリクソン製)】
・「Style-Upパネル」による着せかえ対応端末
・32万画素CMOSカメラを搭載
・2.3インチのQVGA液晶を搭載
・FMラジオ機能を搭載(専用イヤホンがアンテナを兼ねるため必須)
・本体色はフュージョングリーン、センシュアルブラック、ハニーピンク
・1月下旬発売予定

スペックを見ると、全体的にカメラ機能がずいぶんと抑えられているのに気が付くなりね。消費電力が少なく、もともと携帯電話向きのCMOSの画質が向上しているとはいえ、CCDを搭載した端末が1機種も無いというのは意外な感じもするなり。また、画素数も130万画素台がメインと、かつての画素数競争が懐かしい状況となっているなりね。

今回の4機種の中で3機種にはFMラジオ機能が搭載されているのも新しい試み。早くからFMラジオ機能の搭載に積極的だった三洋電機はともかく、東芝やソニー・エリクソン製の端末にも搭載されたのは、地上デジタル放送向け端末がリリースされる前に「マルチメディアケータイ」のイメージを先行させようというKDDIの思惑もありそうなりか。

まあFMラジオ機能は仕組みも複雑ではなく、新しいケータイの魅力のひとつとして単純に載せているだけかもしれないなりが、ユーザーにとっては嬉しい機能なりよね。普段の生活には必要なくとも、標準機能として搭載されていれば、災害時などにも活躍してくれそうだし(東京に直下型の大地震が発生したとの設定の「救命病棟24時」を見ているので、そう思ってみたという単純な話)。

あと、「W31SA」と「W31K」が対応した新サービス「着Flash」は、その名の通りFlashを着信音として設定できるもの。ウォルト・ディズニーやサンリオ、手塚治虫プロなどからサービス開始と同時にコンテンツの提供が始まるなりね。かなり電池を喰いそうな気がするなりが、まあ動的で、グラフィカルな着信画面が欲しい人には良さそうなり。

大幅な機能強化などは見られないなりが、カラフルな色合いで、春っぽい端末が揃った今回の4機種。気になる人はチェックしてみて下さいなり。


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