人生初の牡蠣食中毒、寝込む。

2005/01/18 15:30 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


さて、とても個人的な話で恐縮なりが、実は生牡蠣が体の中で悪さをしているようで、今朝から悪寒、吐き気、極端な腹痛などの食中毒症状に襲われているなり。牡蠣を食べたのが一昨日だったので違う食べ物が原因なのかとも考えたなりが、どうやら牡蠣の食中毒の原因となるノロウィルス、腸炎ビブリオ、貝毒などのウィルスの潜伏期間は24〜48時間ということなので、ドンピシャだったなりね。

ノロウィルスといえば、最近老人ホームなどでの感染報告が相次いでいるウィルス。もともと食中毒の原因の6割以上がノロウィルスの仕業のようなので、特に珍しいウィルスというわけでは無いなりが、抵抗力が弱っていたり、高齢者が感染すると死に至る可能性もある恐ろしいウィルスなり。幸い、コ○助は抵抗力が落ちている、というほど疲れ切っているタイミングでも無かったので、そこまでの重症では無いとは思うなりね(素人判断)。

ただ、コ○助は牡蠣好きを公言しているくせに、これまで牡蠣にあたったことが無かったので、若干ショックを受けているなり(笑)。まあ牡蠣好きと言っている以上、一度はこの洗礼を受けておく必要があるのは確かなりが、どうにもこうにも、仕事になりゃしない……。

一番酷いのは腹痛、それと悪寒なりね。悪寒のせいで関節がかなり痛くなっているなりよ。風邪で発熱した時の、悪化した状態のようなり。ゆえに、キーボードを打つのも苦痛、マウスを握るのも苦痛。もうこうなると使い物にならないなりねぇ……。

最近は養殖される牡蠣が保有するウィルスや菌の検査体制は厳格になってきているようで、昔に比べると牡蠣にあたる可能性は低くなっているようなりよ。あまり一般には知られていないなりが、例えばこんな規制が存在しているなり。

・養殖海域の大腸菌は海水100ml中70個以下
・大腸菌は牡蠣の身100gにつき230個以下
・一般細菌は牡蠣の身1gにつき5万個以下
・腸炎ビブリオ菌は牡蠣の身100gにつき100個以下

この基準に満たない牡蠣は、生のままでは出荷されないことになっているなりね。また、出荷前に徹底的に洗浄されるため、だいたいのウィルスや菌は洗い流されるなりが、牡蠣の身の奥のほうに局在しているノロウィルスだけは洗浄しても取りきれないのだとか。そのため、生で食べる時には、それなりの覚悟を持って食べなければいけないなりね。

牡蠣にあたらないようにするには、生牡蠣ならあまり量は食べない(あたる確率を下げる)、もしくは生では食べずにちゃんと加熱する、といったことくらいしか自衛策が無いのが現状。でも、冬場の生牡蠣はたまらないなりよねぇ(笑)。苦しい思いをしてでも食べたくなる魔力があるなり。まあ、たぶん今の苦しい体調を乗り越えたあとも、コ○助はまた生牡蠣を食べに行くと思うなりよ。生牡蠣のない人生なんて考えられないなり。

ま、皆さんも生牡蠣を食べるときはお気を付けて。コ○助はちょっと体調の回復に努めたいと思いますなり。むぅ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.