ライブドアがソーシャルネットワークに参入。

2005/01/17 21:37 Written by コ○助

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昨年は日本におけるソーシャルネットワーク元年といえる年だったなりが、雨後の竹の子のようにサービスが乱立したものの、現在では30万IDを突破した「mixi」と、10万ID付近で停滞している「GREE」が2強で、ほかのサービスは早くも苦しい展開を余儀なくされているなりよね。思うように参加者が伸びず、サービスとして成立しているかどうかも微妙なところも多いなり。

「mixi」と「GREE」の2強に関しても、その差は開く一方。もはや「mixi」1強時代に突入しているといっても過言ではないなりよね。ただ、「mixi」ユーザーの中でも気が付いている人が多いなりが、ソーシャルネットワークのサービスは加入者が多ければ多いほど良いかと言われれば、実際にはそうでもないのが難しいところ。ユーザーが増えすぎれば招待性の意味が薄れていくし、ユーザー間のトラブルも増えてくるので、普通のオンラインコミュニティサービスと違いがなくなって来てしまうなり。

まあもちろん、本来の「友だちの友だちと友だちになる」的な使い方を第一に考えるのではなく、あくまでも「自分の友だち一覧」+「日記」+「コミュニティ」というシステムが利用できることが大事だと考える人が多いのであれば、運営側からしたら将来的な課金のことを考えてもユーザー数は多ければ多いほど良いわけで。そこら辺をどう定義づけしていくかということも、今後運営側は選択を迫らることになりそうなりか。

そういう意味では、この選択次第で、現在ユーザー数で上位のソーシャルネットワークが後発のソーシャルネットワークにアッという間に抜かれるといった可能性が全く無いとは言えないなりよね。ひとつの選択ミスが下克上を招いた、なんて例はこれまでもネットの世界ではいくつもあったわけだし。

また、「mixi」がダントツとはいえ、その数はまだ30万程度。ネットユーザーの数からすれば微々たるものなので、まだまだソーシャルネットワークに参加していない潜在的なユーザーにアプローチできれば、市場規模が膨れていくのは確実だと思われるなり。

ソーシャルネットワークの現状はそんなところなりが、まだ大手のポータルサイトと呼ばれるYahoo! やインフォシーク、goo、ライブドアといったサイトはソーシャルネットワークサービスに参入していなかったなりね。ほかのサービスとの連携ができるという意味では、これまでのソーシャルネットワークとはまたひと味違ったサービスに期待がかかるなりが、まずは大手ポータルサイトの先陣を切ってライブドアがソーシャルネットワークに参入することが発表されたなり。

ライブドアが提供するのは「livedoor フレンドパーク」というサービス。通常のソーシャルネットワークに実装されているようなシステムはもちろん、アバターやブログとの連携、「livedoor デパート」で買った商品の公開、ぽすれんのレビュー公開といったこともできるのだとか。若い人を中心に人気のあるアバターが使えるのは良さそうなりね。ほかのサービスとの連携は「mixi」などには無かったパターンなので、どのようなサービスになるのかお手並み拝見といったところなり。

「livedoor フレンドパーク」はソーシャルネットワークなので、やはり利用するには招待が必要。どのようなサービスなのか知りたい人は、誰かが招待してくれるのを待つしか無いなりね。コ○助も誰かが招待してくれるのを待ってみるなり(笑)。

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