マルセイユが中田浩二選手獲得に本腰、完全移籍申し入れ。

2005/01/15 13:19 Written by コ○助

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2002年のW杯日本代表監督を務めたフィリップ・トルシエ氏が監督に就任したフランス1部リーグの強豪マルセイユなりが、元フランス代表のDFリザラズ選手がトルシエ監督とソリが合わずに退団。マルセイユは中盤からDFにかけての選手層が薄く、リザラズ選手の代わりを任せられる選手がいないのが現状のため、補強が急務となっているなりね。

そこで白羽の矢が立ったのが、トルシエ監督が日本代表監督時代に重用し、フラット3の要として活躍した鹿島アントラーズの中田浩二選手。中田浩選手自身もかねてから「レベルの高い国でやってみたい」と海外移籍を希望していたことから、11日から入団テストを兼ねてマルセイユの練習に参加していたなりね。

まだ練習に合流して数日しか経っていないなりが、トルシエ監督は「彼の能力は知っている」と獲得を強く希望。これを受けてマルセイユの幹部は「指揮官の意向を最大限に尊重する」と語り、鹿島側に完全移籍のオファーを出したというなり。もともと今回の練習参加は入団テストというよりは、獲得を前提に、トルシエ監督がマルセイユに対して中田浩選手がどんな選手なのかをプレゼンするために用意した場のようなので、動きが早いのは当然の流れなりか。

鹿島側は中田浩選手の海外移籍には理解を示しながらも、期限付きのレンタル移籍のようなスタイルは本人のためにならないとの意向から、「移籍するなら完全移籍で」という姿勢で一貫しているなりね。日本人選手の海外移籍はレンタルで半年ほど移籍して、実績が残せれば完全移籍のオプションを行使というパターンが多いなりが、鹿島の考えはあくまでも最初から完全移籍ならゴーサイン。なので、マルセイユ側が完全移籍のオファーを出したとなると、この移籍交渉はすんなりと進む可能性が高いと見て良さそうなり。

マルセイユは資金面も豊富なクラブのようなので、ハンパなオファーにはならないはず。鹿島に支払う移籍金など金銭的な問題はさほど問題にならなそうなので、近日中に「マルセイユ・中田浩」誕生の一報が届くことになるかもしれないなりね。昨年スペイン1部リーグのマジョルカに移籍した大久保嘉人選手に続く、新たな海外組誕生なるか、朗報を待ちたいところなり。

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